【2024衆議院選挙】自民党政権に終止符を!

政治

先日、新たに石破茂氏が自民党総裁となりました。

総裁選前には「すぐには解散しない」と言っていたにもかかわらず、新総裁になってわずか3日後には解散すると発表し、10月27日に衆議院選挙が行われることに。

石破さんは筋を通すという人柄で知られているようですが、いきなり言ってることとやってることが違う時点で総裁としてはどうかと疑わずにはいられませんね。

まぁ本人の意思ではなく、早期解散したほうがメリットがあると考えている党内の人間に進言されてのことという話もありますが、総裁としてはどうかと…(大事なことなので二回言うスタイル)

こうなると今後も重鎮の発言によって、石破さんの考えていることとは違う方向で政策が行われてしまう可能性も十二分に考えられます。

とくに危ないと感じるのが、石破さんは経済に関しては無知という声も多く、日本経済を回復させるための肝心要である経済政策でとある組織の言いなりになってしまうこと。

その組織はもちろん、財務省です。

石破さんがもともと緊縮財政派ということらしいですが、決選投票で敗れた高市さんは反対に積極財政派。高市さんが優勢と思われていたのか、決選投票が始まる直前くらいまで株価は上昇、ドル円は急激に円安へと進んでいました。

ところが、予想に反して石破さんが総裁になった途端、ドル円は超急激に円高へ。株式市場は取引時間が終了していましたが、週明けは約2,000円の大幅安となりましたね。

これが意味するのは、高市さんの積極財政では経済が良くなると期待した市場の反応ですが、緊縮財政の石破さんだと経済が停滞すると考えられているということです。

緊縮財政はざっくり言うと財布の紐をしめましょうということで、日本が失われた数十年と呼ばれている間、ずっと続けている政策。

ただでさえ緊縮派の石破さん。そして経済には無知となると、あとは財務省の思う壺と危惧する方が多く、このままだと消費税増税へ一直線という可能性が高くなるようです。

ここのところ(今に始まった話じゃないけど)不祥事の多い自民党でも、高市さんが総裁になれば経済対策を始め一気に変わる可能性も感じましたが、石破さんになったことで完全に終了(と思っている人が多そう)。

断っておきますが、個人的に石破さんが嫌いとかそういうわけではないです。詳しくは知りませんが、良い人そうやなというイメージはあります。ただ、トップになる感じではないかなと。

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緊縮財政から積極財政へ

日本の経済が数十年停滞している原因が緊縮財政によるものかどうか、正直はっきりとはわかりませんが、正しいとされる貨幣観から考えると可能性としては高いんだろうなと感じます。

この貨幣観を端的に言うと、政府と民間の収支は表裏一体であり、政府の黒字は民間の赤字・民間の黒字は政府の赤字ということ。

つまり、政府が増税等によって収入が増える(黒字になる)と、僕たち民間人は収入が減る(赤字になる)と。これが緊縮財政の基本です。

逆に、積極財政で政府が財政出動する(赤字になる)と、民間人は収入が増える(黒字になる)。

これがわかりやすい実例としては、記憶に新しいコロナ禍での給付金です。

あのとき、政府は一律10万円の給付(財政出動)を行った結果、僕たち民間人の銀行口座にはお金が増えましたよね

そして数十年前から現在に至るまで、多くの国民は生活に余裕がないと疲弊しています。じゃあ政府はどうするべきかと考えると、積極財政による財政出動なんじゃないでしょうか?

でも自民党(あとちょっとだけ民主党)は真逆の緊縮財政ばかりを続けてきました。結果、数十年間も経済は停滞し続けています。そして新総裁となった石破さんでもこの政策は継続されることでしょう。

次の衆院選でも自民党を選びますか?僕は選びません。

積極財政を謳う政党

経済政策以外でも大事なことは多々あるかと思いますが、それでも全国民に直接的に影響するであろう経済政策が最も重要かなと思います。

積極財政によって本当に経済が良くなるかはやってみないとわかりませんが、緊縮で停滞し続けるならやってみる価値は十二分にあるでしょう。

そこで、積極財政を謳う政党について調べてみました。

自民党や立憲民主党のように党員が多いと、党内でも緊縮派・積極派といるようですが、そうなると代表がどちらのスタンスなのかが重要です。

自民党は先ほども言ったように石破さんは緊縮派。そして立憲新代表の野田さんもバリバリの緊縮派ということで、僕的にはどちらもアウトーッ!です。

まぁ野田さんは悪魔の民主党政権と言われた時代の総理ですからね。なんでこの人が改めて代表になっているのか不思議でしかない。立憲、大丈夫?

積極財政を謳っている政党ですが、まずは国民民主党ですね。

代表の玉木さんは正しい貨幣観の考え方をされていて、政策にも国民の財布が潤う様々な案を出されています。年齢的にも若く、個人的にはこの人が総理になったらいいんちゃう?と思っています。

他にはれいわ新選組の山本太郎(呼び捨て)もバリバリの積極財政派です。

山本太郎なんて俳優上がりのボンクラやろ?と思われそうですが(思われてなかったらごめん)、国会の質疑などを見ていても相当な勉強をされているのがわかります。

ただ、太郎を始め党員のイメージとしてちょっと極端というか、融通がきかなそうな気が。めちゃくちゃ良くなるか、逆に大失敗するか、そんな感じがしますね。

後は維新・共産党なんかは大々的に積極財政を謳っている感じはしませんが、反緊縮的な考え方はしているようです。

正直、すべての政党の考え方を把握するのは難しいので、上記を参考にしつつ気になることは個人で詳しく調べていただければと思います。

自民党政権に終止符を!

このまま緊縮派の自民党政権が続けば、失われた数十年は半世紀へと続いてしまうかもしれません。

自民党はどうかと思うけど他に入れるとこないし…とか、どうせ組織票があるから選挙に行っても意味ないし…とか思う気持ちはわかりますが、少しずつ風向きは変わってきたと感じています。

というのも、スマホが普及しインターネット、とくにYouTubeなどの動画が身近になったことで、積極財政の考え方を支持する人がかなり増えてきたからです。

また、少し前に行われた東京都知事選でも全国的にはほとんど無名だった石丸伸二氏が蓮舫氏を上回る支持を集めたことも、何か変わることを期待している人が実際に行動したことによるものでしょう。

著名人による投票の呼びかけも増えていますし、どうせ自分が選挙に行っても関係ないという今までの概念は、そろそろ覆るかもしれませんよ。

とりあえず、自民党政権は終わってちょうだい!

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