石丸伸二氏の本性?!都知事選終了後の日テレインタビューを斬る!

政治

7月7日に東京都知事選が行われ、小池さんが3期目の当選を果たしました。今回、良くも悪くも注目を集めたのは石丸伸二さんでしょう。

とくに選挙後に行われたインタビューでの石丸さんの対応は物議を醸しており、彼に投票した有権者でもそんな人とは思わなかったと言っている人もいるとか。

一方、インタビューする側にも問題があったのではという声も多いのも事実。今回は日テレが石丸さんへ行ったインタビューについて、文字に起こして実際どちらに問題があったのかを考えてみます。

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石丸伸二さんの人となり

僕は都民ではないですが、今回の都知事選は非常に注目していて、その理由がまさにこの石丸伸二さんです。

正直、都知事には石丸さんになって欲しかったと考えていますし、小池さんが当選したことにはある種の絶望感すら覚えます。

先に言っておきますが、別に石丸信者ではありません。

蓮舫さん以上の支持を得たこともあり、選挙前に比べて知名度も大幅に上がったかと思いますが、同時にアンチの数も相当増えたでしょう。

とくに選挙前にテレビではほとんど扱われなかったということもあり、選挙後のインタビューで始めてまともにやり取りを見たという人も多かったかもしれません。

そういった方の目には石丸さんの態度は非常に行儀悪く、歪んだ性格でとても人の上に立つような人ではないと映ったでしょう。

僕はこれまでそれなりに安芸高田市議会の映像を見てきましたが、その上で申し上げますと、あれは石丸さんのパフォーマンスの一つであり、本来の人物像とは違うということです。

石丸さんは常々「政治屋の一掃」を名言されていますが、その対象は性根の腐った政治家だけでなく、テレビ・新聞等のマスメディアもです。

そのため、石丸さんがああいった態度で接する相手は限られており、それ以外では非常に紳士的であり庶民的な一面もあるというのが僕が持っている印象ですね。

まぁ実際のところはどうかわかりませんが、少なくともこれまでの彼の言動を色々と見てきた限り、少ない情報だけで酷評している人よりかはまともな判断ができているとは思います。

では、なぜわざわざあれほどまでに初見の方に悪印象を持たれるようなパフォーマンスをしたのか?

これは推測でしかありませんが、これまでのような当たり障りのない視聴者に万人受けするような対応をしている限り、マスメディアの意識が変わることがないからだと思います。

今回のインタビューでは蓮舫さんもかなり厳しい発言をされていましたが、あれはインタビューする側が相当に失礼でしたし、改めてメディアの質の低さを感じましたね。

結局、メディアも裏では利権にまみれ忖度だらけの世界でしょうから、自分が悪く見られるのを覚悟の上で石丸さんは必要以上に厳しい態度で接しているんだと考えています。

それくらい徹底的に叩くことで、良くも悪くも関心を惹きつけ、メディアに対する監視といいますか、いい加減な報道ばっかりしてるんちゃうぞと国民からプレッシャーを与えないと、メディアが変わることはないでしょう。

もちろん、どれだけやっても変わらない可能性もありますが、今のままでは変わる可能性は微塵もない。そこに石丸さんは一石を投じたんだと思います。

前置きが長くなりましたが、多少なりとも石丸さんに対する見方を柔らかくした上で、先日の日テレのインタビューを振り返ってみてください。

それぞれの質問に対し、僕が感じたことも付け加えていきます。

都知事選後の日テレインタビュー文字起こし

森「石丸さん、日本テレビ森です。よろしくお願いします」

石丸「よろしくお願いします」

森「先ほど都民の民意が、総意というお話がありましたけども、今回の選挙を改めてどう受け止めているのか教えてください」

石丸「都民の民意が遠いというのはどこの話ですか?」

これは単なる聞き間違いですね。会場にスタジオの映像が映っていない可能性もありそうだったので、そもそもインタビューするための条件が悪そうな感じでした。

森「先ほどですね、選挙の結果について仰っていたと思いますけども、都民の総意が表れたという言葉もありましたけれども、改めて今回の結果というのを教えて頂けますか?」

石丸「都民の選択が明らかになった…ということですよね」

少々の間

石丸「それ以上のコメントがないですけども。」

森「なるほど」

はい、早速アナウンサーの質問が意味不明です。自分で先ほど民意の総意が表れたという石丸さんの発言を紹介しているんですから、改めて聞く意味があるのかと。

そもそも、今回の結果についてという質問自体が何の意味があるの?と感じるのは僕だけでしょうか。質問者はどんな答えを期待しているんでしょうね。

そりゃそれ以上のコメントがないという塩対応もしますよ。

森「今回の結果について、風が吹いた、風を吹かせられたというご実感というのはありますか?」

石丸「苦笑…なんかよくその表現を使われるんですけど、一体どんな風を想定してらっしゃるのか興味深くいつも聞いてます。」

森「う~ん…」

これは質問に答えていないという批判をされる一場面ですが、これもその質問に何の意味があるのって思いませんか?

「いやぁもう若い世代が選挙に興味を持ってもらった結果が2位ということに繋がったと思いますし、とても大きな風を吹かせられたと感じています!」

とか言って欲しいんですかね?見てる側からすると、めっちゃどうでもいいんですけど。

確かに質問に答えていない形ですが、質問の意図がわからないし答える価値のない質問すんじゃねぇという石丸さんの喝なのではないでしょうか。

ここで古市氏が参戦。

古市「どうも石丸さんお疲れ様でした、古市と言います。今日はどうもよろしくお願いします」

石丸「よろしくお願いします」

古市「あの〜やっぱり視聴者であるとかたぶん都民からすると、まぁなんとなくその蓮舫さん2位で石丸さん3位と思っていた人も多いと思うんですけど、現状その出口調査見る限りどうやら石丸さんが2位らしいという、これはその率直にその結果というか、こういう出口調査をみたときに、ちょっと嬉しかったですか?」

石丸「いいえ、とくに…」

古市「うん」

これもびっくりするくらいどうでも良い質問ですよね。限られた時間で聞く必要ある?

テレビ見てる人でこんなこと聞いて欲しいと思ってる人いるんでしょうか。開始して間もないのに、すでにメディアの質の低さがよーくわかる内容です。

というか、文字に起こすと無駄な言葉遣いが多いなってのがわかりますね。

石丸「さっきも申し上げた通り、あの勝ち負けなどという、あのあくまで候補者目線の小さな話をしてないんですね。よろしいですか?」

古市「はい」

石丸「これメディアに対する苦言ですよ」

古市「うん」

石丸「あの、そういう煽り方をするから都民国民の意識がだだ下がりなんですよ。いい加減にわかってください」

古市「うん」

ここから石丸さんの口撃がヒートアップ。たぶん相変わらずのしょうもない質問攻めに呆れていたのでしょう。

この回答に関しては、もう少し具体的に勝ち負けではないとはどういうことか説明があってもよかったかなと思います。これだけじゃ意識がだだ下がりすることどう結びつくのか凡人の僕にはちょっとわからなかった。

なんか違うところでもこの話してた気もするけど…何言ってたっけな。

古市「先ほど石丸さんそのインタビューの中で、あの今後の政治の活動について聞かれるときに、あの、国政で広島1区から出る可能性について言及されてましたよね。それ都民からすると強烈な違和感があったんです。その都民の総意でまぁ現状出口調査で2位で状況であるにもかかわらず、その都知事選の選挙、まだ開票が続いている状況のなかで、国政で広島1区から出る可能性について言及されたってことは、結局この都知事選って、ただの踏み台だったのかなと。売名行為だったのかなと思ってしまったんですけど、この点に関してはどうですか?」

石丸「それは論理が飛躍してますし、下衆の勘繰りでしかないですね。あの、先ほど(別のインタビューで)聞かれたので、可能性を言及しただけです。意思はないというふうにも言っています。文脈は把握されてらっしゃいますか?」

相変わらずズレた質問が続きます。

前段として、日テレのインタビューの前に違う場で国政進出について聞かれた際、石丸さんはあらゆる選択肢は可能性としてあります的な発言をされ(以前からずっと言ってることですが)、その後に少し笑いながら「例えば広島1区…岸田総理の選挙区ですね」というやり取りがありました。同時に選択肢はあるけど国政進出の意思はないとも発言しています。

古市氏がこのやり取りをどこまで見聞きしていたかわかりませんが、悪意を感じるのは開票中やのに次の選挙について言及するとか都知事選は踏み台やったん?という部分。

そもそも開票が始まってすぐに小池さん当確って報道して決着はついているのに、途中で諦めるとか責任感なくね?的なニュアンスで物を言っていることには違和感しかないですね。

国政進出の意思はないとこれまで何度も言ってきたことについて、聞かれたから可能性を示唆しただけのことを改めて掘り返す無駄な質問。かつ責任感の無さを印象付けるような今回の中でも上位に入る愚問だったなと感じます。

古市「ごめんなさい、じゃあ改めて聞きますけども、国政から出る可能性はでもあるってことなんですよね?」

石丸「苦笑…そりゃ政治家をやっている以上、あらゆる選択肢はテーブルにある。当たり前の話をしているだけですよ」

なぜ同じことを何度も聞く…まるで国政に出る可能性が少しでも高くなるような発言を待っているかのような内容ですね。

古市「はい、でもただ東京都知事選に出たわけです。しかも国政でもなくまぁそのね、他の市長選でもなく都知事選というものにまぁその出馬されたわけですよね。そこの中でこういうふうに会見の場で、その広島1区から、あれはじゃあ冗談だったんですか?」

石丸「いえ、冗談ではなく、選択肢として考えられるものは何か。例えばこれで、アメリカの大統領選に出るって言ったら冗談ですよそりゃ」

古市「うん」

石丸「でしょ?実現可能な選択肢の一つを挙げたに過ぎません。それ以上の意味はないです」

古市「ただ、具体的に選挙区まで上げたことに意味はあるんですか?」

石丸「あの、質問、質問を、質問を受けたので、その一例を返しただけです」

古市「ただ選挙区まで挙げたってことは具体性もある種持ったわけじゃないですか。その点に関してはどうですか?」

石丸「はい、別に広島2区でも3区でもいいんですけど。わかりやすい例として広島1区というふうに申し上げました」

これはマジで古市氏は何が聞きたかったのか?

これまでの内容で国政に出る意思はないとはっきり言っているのに、あくまでも薄い薄い薄い可能性の一つとして挙げただけの広島1区という部分を執拗に取り上げ、都知事選は踏み台だったとさせようと仕向けているように感じますね。

よっぽど古市氏のほうが会話になっていない気がしますが…

ここで一旦古市氏とのやり取りは終了し、日本テレビアナウンサー?の小栗氏が参戦。

小栗「すいません、石丸さん。日本テレビの小栗と申します。あのそうしますと今回は東京都を変えたいとことで、えー選挙に出られたわけですけども、じゃあ次4年後の都知事選、ということも視野にあるということなんでしょうか?」

石丸「はい、先ほどそのように答えています」

いや、あらゆる選択肢はテーブルにあるって答えてるんやから聞くまでもないことでしょう。言葉を変えて同じ意味の質問を繰り返す。質が低いと叱責されるのはこういうところなんじゃない?

小栗「4年後のあの~都知事選もあれば、国政の可能性もある。あの~、ずっとですね、石丸さんは政治屋の一掃ということを掲げていらっしゃいました。あの、その言葉自体には爽快感というのが一種あるかなと思うんですけれど、石丸さんが定義する政治屋というのはどういったことですか?」

石丸「政治のための政治を行う、党利党略、自分第一。それらを言っているもの、やっているもの、それらを政治屋と定義しています」

初めてまともな質問が出た気がしますね。これについては何も逸らすことなくきっちりと答えていることがわかります。

小栗「それはあの石丸さんが例えば東京を良くしたいというだけではない、国政でもいい広島でもいい、それは政治屋とは違うということでしょうか?」

石丸「そりゃそうだと思いますよ。自分で言ってるんですから。(笑顔)それで自分が当てはまっていたらシャレにならなくないですか。」

小栗「(笑顔)なるほど。」

これは質問の意味がよくわかりませんね。石丸さんにも通じてなさそうでした。

てか何が「なるほど」やねん笑

小栗「あの~、それからですね、あの~、出口調査の結果で見ますと無党派層が誰に投票したかという調査で石丸さんは一位になっていました。で、あの~選挙の神様とも言われる、あの~今回石丸さんを支援していた藤川晋之助さん、事前にお話を伺ったら、ネット選挙解禁10年目だと。で、これまで地上戦が5割、空中戦が4割、ネット戦1割という考え方だったけど、これからはネット戦を5割くらいにしないとダメなんじゃないかというふうにあの~藤川さんは仰ってたんですね。これから、選挙の在り方というのは、変わっていくとお考えでしょうか?」

石丸「そりゃもちろん変わると思いますよ。時代が変わってるので。テクノロジーも発達してますので、アップデートしていくのは自然ですよね」

これも普通に返答されてますが、この質問の意図は一体なんなのか…ということが僕にはわかりません。これを聞いてどうすんの?って。

小栗「あの~、今回そのネットで関心を持っている人、必ずしも投票に行くとは限らなかったようです。あの出口調査によれば石丸さん、高齢者それから女性に支持の割合が低いという点があるようなんですが、このあたりどのような、今後どういうふうに改善していきたいとお考えですか?」

石丸「今後というのは、どの、どの範囲で仰っていますか?」

小栗「今後…」

石丸「次の都知事選でという意味でですか?」

小栗「都知事選でも結構ですし、あの選挙をしていく上でネット選挙だと今の段階では高齢者・女性からの指示が得られていないということで、そこを変えるにはどうしたいというふうにお考えかという質問です」

ここから少しチグハグなやり取りになりますが、これも酷い質問やなと感じますね。

意図としては今回の反省点を次にどう活かすかということなんでしょうけど、都知事選が今まさに終わったという時に聞く内容ではないでしょう。

どれだけ優秀な人でも、結果を受けた直後に問題点を改善する方法がすぐに思いつくことはないでしょうし、ましてや石丸さんは連日連夜選挙活動を続け疲労も溜まりきっているはずです。

次の選挙対策を練るにしても、少し休んで疲れを取ってからじっくり考える必要があることは容易に想像できるのに、このタイミングで聞くとか頭悪すぎるんじゃない?としか思えません。

石丸「ん?都知事選に限らないお話されてます?」

小栗「はい」

石丸「都知事選に限らないのであれば答えようがないと思います。だって都知事選の結果について言及されているので、(カットイン)」

小栗「じゃあ都知事選…」

石丸「〇△◇(聞き取れず)当然訴える内容も話変わりますよね」

小栗「いやあの、石丸さんがその都知事選も選択肢であれば国政も選択肢だということで仰っていたので申し上げたんですが、じゃあ都知事選に絞りましょう」

ここは少し意地悪な返しに取れるかもしれませんが、都知事選とそれ以外なら訴える内容も変わるし、戦略も変わるだろうから答えられませんってことでしょうか。

なんとなくわかる気はするけど…まぁ石丸さんからすると質問するなら深いところまで意識して考えて言葉にしろよって言いたいんじゃないでしょうかね。

小栗「都知事選でやっていくときに高齢者、女性どういうふうに取り込んでいきますか?」

石丸「基本スタンスは変わりません。はい。(カットイン)あの~、受ける受けないで…よろしいですか?」

誰か「あ、どうぞ」

石丸「はい。受ける受けないで政策出したり引っ込めたりっていうのが、有権者を惑わせるんだと思います」

まぁ自分の中で芯の通った考えを持っているんだなという回答でしたね。ただ都知事選でも他の選挙でも回答としては同じになりそうな気がせんでもない。別の選挙だったらどうなのか?まで突っ込んでみたらどうなっていたでしょうね。

ここから見せ場クライマックスのカオス状態へと突入…

古市「あの~石丸さんからは一貫性を感じるんですけど、先ほど政治屋の一掃って話がありました。一方で世の中を変えるためには別に政治家にならなくてもできることはたくさんあるわけですよね。起業家であるとかNPOであるとか官僚であるとか、色んな形で社会は変えられます。その中で石丸さんがある種まぁ政治家にこだわる理由というのはなんなんでしょう?」

石丸「いえ、こだわってないですよ」

古市「あ、じゃあ別にその可能性として別に国政とかまぁ県知事選とか色んなことが取りざたされてますけども、別に今後のキャリアとして政治家はあくまでその一つに過ぎないってことですか?」

石丸「一つに過ぎないというか、人生長いですし色んな選択肢があって当然だと思うんですけどそうでもないんですかね…」

再び古市氏が参戦しましたが、またもや何を聞きたいのか、聞いてどうしたいのか意図がまったくわからない質問が出ました。

え?これ聞いてどうしたいん?

古市「いや、そこの中でじゃあなんで今回都知事選に改めて聞きますけど、都知事選に出たんですか?」

石丸「はい、(カットイン)安芸高田市長を〇△◇(聞き取れず)」

古市「別に政治屋に訴えるなら逆に政治家にならないほうが理論として〇△◇」

石丸「ん?一貫して…(カットイン)」

古市「その、いわゆるいわゆるあの石丸さんが批判する政治屋と、石丸さん自身はどう違うんですか?」

石丸「なんか堂々巡りになっている気がするんですけど、先ほど(カットイン)」

この辺りで古市氏が回答を待たずして次々に言葉をかぶせていくことで、何を言っているのかわからない状態に陥ります。

その中で古市氏のいう政治屋と石丸さん自身はどう違うのか?という質問…これも酷いですね。

その前の政治屋に訴えるなら政治家にならないほうがいいんじゃないの?という趣旨の質問も意味がよくわからないし、全体的に古市氏の質問は意図が見えない。

古市「だからだから改めて定義を聞いているんですけど。石丸さんの考える批判する政治屋と、石丸さんが今自分が体現している政治家というのはどう違うんですか?その定義を聞いています」

石丸「フフッ…同じ質問を今繰り返されてます?さっき答えたばっかりですけど」

古市「だから定義を聞いているんです」

石丸「え、もう一回言えってことですか?」

古市「いや、まだ答えてもらってないから聞いているんです。石丸さんが批判する政治屋と(カットイン)」

石丸「え、政治屋の定義…え?政治屋の定義さっき言ったばっかりですよ」

古市「整理しましょう。石丸さんはまず政治屋っていうものを批判していますよね。一方で石丸さんは政治活動をされている。まぁ市長もやってました、今回都知事選に立候補しました。その批判されている政治屋と、石丸さんの政治活動ってのはどう違うんですか?」

石丸「ん?さっきの定義の話は?」

古市「だからその定義を聞いているんです。どう違うんですか?っていう定義の問題です」

石丸「な、え、え?て、定義じゃなくて、ん?相違点を聞いているということでいいんですか?」

古市「石丸さんは政治屋を批判しているわけじゃないですか?ここまではいいですよね?」

石丸「はい」

古市「一方で政治活動もされているわけですよね」

石丸「もうちょっとまとめて質問してもらっていいですか?」

誰か「はい、ここでお時間となりました~」

というグダグダな終わり方をしたのでありました。

改めて整理すると、古市氏が聞きたいのは「石丸さんが批判する政治屋と、石丸さん自身はどう違うのか?」ということでしょう。

話がこじれたのは古市氏が本来質問したい内容に、迂闊に「定義」という言葉を入れてしまったからですね。

これによって石丸さんは自身と政治屋の違い(相違点)を答えるのか、先ほど説明した政治屋の定義を答えればいいのか、どっちなんだい?!という状況になっています。

定義という言葉が出た時点で、何回も同じこと言わせる低レベルな質問をするなという苦笑をしていますし、そこに冷静さを欠いている古市氏が改めて「定義を聞いているんです!」と言ってしまったがために、また言わせんの?と煽りを入れる石丸氏。

古市氏としては「政治屋とテメーは何が違うって聞いとんねん」って頭でしょうから、まだ答えてもらってないという食い違いが発生。

その後、整理をしましょうと古市氏は改めて政治屋と石丸さんはどう違うと質問するわけですから、石丸さんからすれば相違点の話と定義の話がごっちゃになってませんかね?と困惑するだけ。まぁ実際は困っているフリなんでしょうけど、敢えてマスメディアの質の低さを知らしめるためにやっていたような気がします。

やけに古市氏は石丸氏に突っかかる感じでしたが、あの態度は非常に良くなかったなと思います。忖度する必要はないですけど、候補者の考えを引き出すためにその席に付いて質問させてもらっているはずなのに、相手の話をさえぎって自分で話を進めようとするのはねぇ。

まぁ中継でタイムラグが発生するぶん、どうしてもスムーズなやり取りができなかった面はあったにしても、ちょっとお粗末なインタビューでしたね。

まとめ

改めて文字に起こすと、本当に中身のない質問だらけやったなっていうことがよくわかります。

古市氏の失態が目立ちましたが、小栗氏も大概でしたし、最初の森氏の内容もね、ホンマにどうでもいい内容すぎて見る価値を感じません。

どこまで会社に言わされている内容なのかわかりませんが、こういったしょうもない報道しかできないマスメディアだからこそ、石丸さんは敵意剥き出しのキャラで関心を向けさせているのでしょう。

これが今までのように意味不明な質問に和やかに答えているだけでは、いつまで経っても変わることはないのは明白。そこに一石を投じようとしているのが石丸さんなんだと僕は思っています。

一歩間違えれば人を馬鹿にして見下すような態度を取っていると思われるやり方…実際そう思っている人もかなり増えたようですが、しゃあないやん。馬鹿にされても仕方ないレベルの質問しかしてないんやもん。

この後、蓮舫さんにもインタビューされていましたが、そっちもまぁ酷かった…蓮舫さんも非常に強い口調で苦言を呈していましたが、なにも擁護できないレベルの内容でした。

ちなみに、別のインタビュー動画もいくつかありますが、この日テレとTBS以外には基本的にまっとうなやり取りをされているのは誰が見てもわかると思うので、性根の腐ったマスメディアが悪意を持って偏向報道する一部分だけを見て判断するのはやめたほうがいいと思いますね。

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