【円高株安で大暴落?】積立投資9年の実績を公開してわずか数日後にはこうなった

ゼロから始める資産形成術

先日、僕が投資を始めて約9年が経過した運用実績を公開しましたが、その内容はこれから投資を始めようか迷っている方の後押しになるものだったと思います。

その記事を公開してから約10日後、急激な円高と少し株安が重なったことにより、資産が大きく動きました。

前回の内容だけでは投資をしていれば順調に資産が増えると誤解されるかもしれませんが、いい機会なので投資をしていればこんなこともあるよ~、という嫌な事例もあげておきます。

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あれから10日後…

まず、前回の資産状況を改めて確認しておきます。

楽天証券ではつみたてNISA・新NISA・特定口座の運用をしており、評価額が約810万円で運用益が約290万円。

SBI証券のiDeCoは評価額が約640万円で運用益が約340万円、ETFを運用している特定口座は評価額が約840万円で運用益が約440万円でした。

で、ここからが10日後の資産状況。

まずは(評価額)50万円減少

iDeCoは16万円減少

特定口座は56万円減少

〆て約122万円の資産減少也ッ!

…ちょっともやし買いに行ってくる。

まだまだ道の途中

さすがにこれだけ下がるといい気はしませんが、だからと言って今後もやることは変わりません。

なぜなら、僕の資産運用(資産形成)はあと少しで終了するわけではなく、まだまだ道の途中だからです。

金額ベースでは100万円超の減少となりましたが、これも今まで積み重ねてきた元本が大きくなったからこそ。率ベースでみれば7%ほどなので、小さくはないけど特別大きく下がったというわけでもない。

なんなら、投資を始めたばかりの頃のほうが率ベースでもっと大きく下がったこともありましたね。

最近では投資に関する情報がインスタやYouTubeで数多く流れてきますが、中には閲覧数を稼ぐために不必要な煽りをするものもあります。

とくに投資を始めたてで「S&P500終了?」とか「新NISA騙された!」なんて情報が出てきたら、ちょっと焦りますよね。

まぁこんな程度の上下幅は頻繁…にはないですけど、ある程度やっていたらわりと起こるもんです。だから現状マイナスになっていたとしても気にせず続けましょう。

僕はわりと良い時期だったというのもありますが、最も長く運用しているiDeCoの損益率は+105%、つまり約2倍です。

それなりの期間続けて利益が乗ってこれば、そんじょそこらの暴落が起きてもマイナスになることはありません。

なお、2024年初に一括投資した新NISAの成長投資枠もまだ+20%、つみたて投資枠でも+7%ほどあります。

始めたのが最近であるほどマイナスになっている可能性は高いですが、今後のことを考えると安く買えるチャンスが来たと思っておきましょう。

暴落を待って始める人は始められるのか?

株は安いときに買って高いときに売る。

これが儲けるための条件というのは間違いありませんが、それを口実にここ数年の株価は高かった、始めるなら暴落してからだ!と考える人もいるでしょう。

そういった人は、今回の円高株安を機に投資を始めるのでしょうか?

いざ今回のような状況になっても、まだ底じゃない?もっと下がるんじゃないか?と考え、なかなか始められないかもしれません。

実話かどうかわかりませんが、こんな話があります。

以前、リーマンショック後に株価が急成長を遂げ、約7,000ドルだったNYダウは2012年頃には約13,000ドルにまで上昇。あちこちで「高すぎる!」という声が聞かれ、投資を始めるべきじゃないと多くの人が思っていたそう。

ところが、そんな声をよそにNYダウはその後もほぼ右肩上がりの上昇を続け、今や約40,000ドルという値を付けるようにまでなりました

「今は株価が高すぎて投資を始める時期じゃない!」と暴落を待っていた人は、いつまで待ち続ければ投資を始めることができるのでしょう?

2020年にコロナショックで一時的に大幅な下落はありましたが、当時もっとも下がったときでも約19,000ドルだったので、それでも2012年より遥かに高いですよね。

結局、今の株価が高いか安いかってのは、後になってみなければわからないことなんです。

もしかしたら、今後さらに下がってまさに暴落と呼べる下落があるかもしれません。もしかしたら、すぐに円安株高になり今がバーゲンセールの株価になっているかもしれません。

どちらに転ぶかは専門家でも断定できないのですから、我々一般人は大人しく文字通り黙々と投資を始める(続ける)のが一番無難な選択肢であると思います。

一つだけ超高確率で言えることは、20年後の株価から見れば現在の株価はバーゲンセールの可能性が高い!ってことです。

ちなみに、今から20年前の2004年7月末のNYダウは…10139.71ドル(現在の約1/4)でした。バーゲンセールじゃねえか!

まとめ

将来を見据えて投資をしている、もしくはこれから始めようと考えているなら、今の株価や為替がどうだろうと気にする必要はありません。

むしろ、株価が安くなれば多くの株数(口数)が買えるので、いずれ上昇したときの資産増加のアクセルにもなってくれます。

過去のデータから、株式で資産を増やすにはいつか訪れる「稲妻が輝く瞬間」に市場にいることが重要だと言われています。

稲妻が輝く瞬間とは、株価が大きく成長する時期のこと。

その時期がいつ来るかは誰にも読めないので、そのとき市場にいるためにはとりあえず市場にいないといけないのです(進次郎構文みたいになってもうた)。

さて、あなたはいつ始めますか?

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