本格派!美味しいバターチキンカレーの作り方

カレー

今回は僕もあなたもみんな大好き、「バターチキンカレー」を作ります。

僕がスパイスを買ってカレーを作るようになったきっかけでもあり、濃厚で甘みのあるカレーをナンと一緒に食べるとか、一体誰が考えたのか…グッジョブだぜ!

そんなバターチキンカレーですが、調べるとたくさんのレシピ・作り方がありますね。ですが、そのほとんどはお店で食べるような濃厚でクリーミーな感じにはならないレシピ。

まず、バターが少ないよね。バターチキンカレーやっちゅうのに…やれやれ。そして本来のバターチキンカレーには玉ねぎは使われませんが、玉ねぎを使うレシピも多い…やれやれ。

僕もこれまで様々な作り方を試してきましたが、最終的には「シンプル」な材料で丁寧に作れば美味しいというところに着地しました。

少し手間がかかる点もありますが、シンプルにして王道のバターチキンカレー。ぜひチャレンジしてください。

スポンサーリンク

バターチキンカレーのレシピ

マリネ用カレーソース用スパイスで色分けしています。

出来上がりの量は3~4人前です。

  • 鶏もも肉…300~400g
  • マリネ液
    ・ヨーグルト…50g
    ・にんにく・生姜…各10g
    ・レモン汁…大1
    ・塩…小1
    ・パウダースパイス
     ・ガラムマサラ(カレー粉)…大1
     ・カイエンペッパー…小1/4
  • カシューナッツペースト
    ・カシューナッツ…50g
    ・水…100cc
  • ホールトマト(無塩)…1缶
  • バター…80g
  • にんにく・生姜…各20g
  • 水…300cc
  • 生クリーム…100cc
  • 塩…小1~
  • 砂糖…小4
  • ホールスパイス
    ・カルダモン…4粒
    ・クローブ…4粒
    ・シナモン…1本
    ・カスリメティ…適量
  • パウダースパイス
    ・パプリカ…大1
    ・ガラムマサラ(カレー粉)…
    大1

ポイント

トマト缶は原材料に「酸味料(クエン酸)」が入っているものがありますが、それを使うと少し酸味が強くなります。

油脂とともに高温で煮詰めれば酸味は抑えられますが、酸味が嫌な方はこれらの添加物が入っていないトマト缶を探して使いましょう。

レシピのスパイスにはガラムマサラと書いていますが、カレー粉でも大丈夫です。ガラムマサラはカレー粉からターメリックを抜いたミックススパイスなんで(配合はものによって違いますが)。

カイエンペッパーは唐辛子のことで、一味唐辛子でもオッケー。パプリカパウダーはあればでいいので、わざわざ用意しなくてもいいです。最悪、ホールスパイスもなくていいかな。

注意点として煮込むときにめちゃくちゃソースが飛び散るので、コンロの周りに物は置かず濡れ布巾を用意してこまめにコンロを拭くようにしたほうがいいです。

材料の下処理

まずは下処理から。

鶏もも肉は皮を剥いで余分な脂を取り、合わせたマリネ液に漬けてラップをしておく。

できれば前日から、最低でも1時間くらいは漬けておきたいですね。

カシューナッツペーストは水に10分ほど漬けてから、ミキサーで滑らかなペーストにしておく。

ホールトマトもミキサーで滑らかなピューレにしておく。

にんにく・生姜はすりおろしておく。

下処理は以上です。

バターチキンカレーの作り方

鍋にバター半量(40g)とホールスパイスを入れてごく弱火で熱し、香りを出していきます。

2分ほど経てば、弱火のままにんにく・生姜を加えて軽く炒めます。

にんにく・生姜を入れたときバチバチするので注意してください(熱い)。跳ねるのがイヤなら、火から外して少し冷ましてから入れるといいです。

続いてピューレにしたトマト缶を加え、火を強めてバターとよく混ぜながら沸騰させます。

沸騰すれば(表面がポコポコする程度の)弱火にして、10分ほど煮込んで水分を飛ばします。

10分ほどで下の画像のように水分が飛んだ状態になります。

酸味料(クエン酸)が添加されているトマト缶の場合、ここで味をみて酸味が気になるようならもう少し煮詰めてみましょう。

続いて、カシューナッツペーストを加えます。

このときはトマト感をアップするためにトマトペーストを少々入れてみましたが、なくてもいいです。

よく混ぜ合わせると、美味しそうなバターチキンカレーっぽい色に変貌します。

ここでひと手間。

一度ザルで濾すことで滑らなか食感になり、ホールスパイスも取り除けるのでぜひ実行していただきたい。

鍋を洗って濾したカレーソースを戻し、塩・パウダースパイスを加えて弱火でよく混ぜます。

塩は入れすぎると取り返しがつかないので、少なめから調整したほうがいいですね。

ここにマリネした鶏肉を液ごと加え、よく混ぜて表面に軽く火が入るようにします。

水を加えて沸騰させ、(表面がポコポコするくらいの)弱火にして10分ほど煮込みます。

お好みの濃度になれば残りのバターと生クリーム・砂糖を加え、味見をして塩加減を調整します。

最後にカスリメティをもみ込むようにして加えれば完成です!

(鍋が汚えッ!)

どれくらい飛び散るかを知らせるために敢えて汚しましたが(嘘)、みなさんはちゃんと拭きながら綺麗な作業をしてくださいね。

作り方まとめ

バターチキンカレーの作り方を箇条書きにしてまとめます。

  1. 鍋にバター(40g)とホールスパイスを入れ、香りが出るまで2~3分弱火で熱する
  2. にんにく・生姜を加え、軽く炒める(はねるので注意)
  3. トマト缶を加えよく混ぜて沸騰させ、弱火にして10分ほど煮込む
  4. カシューナッツペーストを加え、よく混ぜ合わせる
  5. ザルで濾す
  6. 洗った鍋に濾したソースを戻し、塩・パウダースパイスを入れ弱火で混ぜる
  7. マリネした鶏肉を液ごと加え、表面が白っぽくなるまで混ぜながら炒める
  8. 水を加え沸騰させ、弱火で10分ほど煮込む
  9. お好みの濃度になれば残りのバター・生クリーム・砂糖を加え、味見をして塩加減を調整する
  10. カスリメティを揉み入れて完成!

アレンジパターン

鶏肉は先にグリルかフライパンで表面に焦げ目をつけておくと、香ばしさが出ていい感じに。

その場合、パウダースパイスを加えた後の工程で焼いた鶏肉と水を加えて煮込めばオッケー。鶏肉を焼くときに火が完全に通っていなくても、煮込むので大丈夫です。

具材を鶏肉ではなく、焼いたパニールにしても美味しいのでお勧めですよ!

最後の煮込み加減で濃度を濃くすればパン系に合うソースに、濃度を薄めにすればライスに合うソースになると思います。ライスで食べる場合、少し硬めに炊いておくのがポイント。

こちらのロウカット玄米なら、栄養価も高くカレーに合うお米としてお勧めです。

僕が試行錯誤した結果、お米の量に対して1.15倍の水で炊けば丁度良い硬さになります!

また、バターチキンといえばナン!ですが、家で美味しいナンを作るのはちょっと難しいので、手軽に作れるチャパティがお勧めです。

今回のレシピで使用したスパイスはこちらで購入できます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました