業務スーパーの冷凍食品はとても安くて家計の助けになりますが、加工されているものが多く、食と健康を考える人にとっては悩ましいところですよね。
僕はここ数年で食生活について考えるようになり、加工食品に含まれる添加物や、精製された(白い)砂糖などを減らし、野菜や果物・発酵食品を摂るように心がけています。
そこで、今回は健康オタクである僕が業スーでも買える冷凍食品を紹介していこうと思います。
…誰が健康オタクやねん。
業務スーパーの冷凍食品はあまりお勧めできない?!
業務スーパーには数多くの冷凍食品があれど、加工されているものにはほぼ添加物が使われています。
じゃがいもを茹でて潰し、衣をつけるだけのコロッケですら、調味料(アミノ酸等)や増粘多糖類という添加物が使われています。
アミノ酸は旨味を感じるため、こういった食品ばかり食べていると知らぬ間に「バカ舌」になってしまうリスクも。
味の濃いものしか美味しいと感じない人は、こういった添加物の積み重ねによる結果かもしれません。
他の加工食品にはもっとたくさんの添加物が入っている可能性が高いです。いくらコスパが良くても、健康面を長い目で見たときには、あまりお勧めはできません。
それを言い出したら食べるものがなくなる!なんて言う人もいますが、んなこたーない。
美味しい料理は何も手の込んだものである必要はなく、食材にシンプルな味付けをするだけでも十分美味しいものができます。
からあげ?
醤油・酒・味醂(同量)に漬けて片栗粉まぶして揚げるだけで美味しいぞ!ニンニクと生姜のすりおろしを加えれば、専門店ばりの味ですわ!
嘘だと思ったら試してください。
業務スーパーでおすすめの冷凍食品はコレだ!
ということで、業務スーパーで僕がお勧めする冷凍食品は「野菜・果物」です!
以前撮った画像が消えてしまいましたが、彼ら(野菜・果物)の多くは正真正銘、素材そのものだけで売られている商品です。
驚くべきはその値段よ。
- さといも…178円
- かぼちゃ…128円
- ブロッコリー…148円
- おくら…158円
- 蓮根…168円
- ほうれん草…138円
- スイートチェリー…258円
- マンゴー…348円
- ブルーベリー…398円
- 冷凍ミカン…148円
さすがに果物は野菜に比べて高けど、それぞれ500gとボリュームがあるし、小腹が空いたときに食べるにはもってこい。
常温で解凍して食べれるし、暑い時期は冷凍のままシャリシャリっと食べるもの良し!いずれの果物も甘くて美味しかったです。
イチゴやミックスベリーも売っていますが、甘みより酸味が強い感じ。そのまま食べるより、ヨーグルトに入れたりやスムージーにしたりひと手間加えたほうが美味しいかも。
野菜を毎日たっぷり摂れる!
一人暮らしだと野菜をあまり摂らないケースも多いかと思います。野菜を買ってきたところで、メニューを考えるのも面倒やし、生野菜だと使い切れないことも多いですよね。
そこでお勧めのレシピが、野菜ぶっこみスープ。
冷凍野菜はもともと少し火を入れてあるので、鍋に野菜をぶっこんで浸るくらいの水を入れ点火。沸騰したら火を弱め、10分くらいコトコト煮込めばオッケーです。
小分けにして冷凍しておけば、簡単に野菜たっぷりの味噌汁やスープが出来上がり。コンソメ入れてもいいし、塩・胡椒だけでも悪くないですよ。
食感はイマイチ
冷凍野菜のデメリットは、食感がイマイチ。とくにジャガイモは「これじゃねーッ!」と思うことがありました。
冷凍野菜の原産国がほとんど中国というのも気になる…という方も多いかもしれません。
ただ、中国産に関しては後ほど説明しますが、あまり気にしなくてもいいかなと思います。
冷凍野菜の栄養価はどうなん?
野菜は健康に良い。けど冷凍したら栄養価はどうなん?と思いますよね。
栄養価に関しては、生野菜とほとんど変わらないので心配無用。むしろ、生野菜は徐々に栄養価が低くなりますが、冷凍保存しておくと長持ちするそうです。
冷凍野菜は主に旬の時期に収穫されるため、栄養価も高い状態で冷凍されること。また、きのこ類や貝類など、冷凍することで栄養価が高くなる食材もあります。
つまり、冷凍野菜はすごいんだってばよ!
冷凍野菜は農薬がたっぷり使われているのか?
業務スーパーで売られている冷凍野菜は、ほぼ海外からの輸入です。すべて調べたわけではないですが、もしかしたら全部輸入かな?
海外からの輸入で懸念されるのは、「農薬や化学肥料などがたくさん使われているんじゃないか?」ということですね。
結論から言うと、問題なしです。
2002年に中国から輸入された冷凍ほうれん草から、基準値の6倍にも及ぶ農薬(クロルピリホス)が検出され、新聞などで大きく報じられたことがあったそうです。
中国産は危険というイメージも、この頃から広まったとか広まってないとか…
ほうれん草に許されているクロルピリホスの基準値は「0.01ppm」とされており、中国産のものには0.06ppmが含まれていたことになります。
ところが、ほうれん草に似た小松菜であれば、クロルピリホスの基準値は「1ppm」だとか。もちろん、小松菜だからクロルピリホスの毒性が薄まるなんてことはありません。
基準値の6倍で騒がれたほうれん草が危険な食べ物なら、小松菜なんてとてもじゃないけど食べられないじゃないですか。
にもかかわらず、メディアは基準値を超えたという事実だけを大袈裟に報道していたのです。
個人的には「国産だから安全」と考えるほうが危険ちゃうかなとも思います。基準が厳しいとされる欧州では禁止されている添加物が、日本では使用可能になっていることもあるそうですからね。
野菜は加工食品と違って必要な栄養素がたくさんあります。農薬を気にし過ぎるよりも、しっかりと摂取するようにしたいですね。
まとめ
健康に気を遣う方が業務スーパーの冷凍食品を買うなら、添加物の入っていない野菜・果物などがいいでしょう。
ただ、ここまで言っておいてなんですが、食品添加物を一切摂ってはいけない!と言いたいわけではありません。
ぶっちゃけ、僕もお菓子はやめられませんから!
添加物も農薬と同じく、健康に影響がないとされる基準値が定められており、ほとんどの場合で普通の食事をしていれば問題のない範囲に収まります。
しかし、加工食品で怖いのは、美味しすぎて食べすぎてしまうことですね。体に良いものでも、食べすぎれば毒になることだってあります。
たまには手抜きしてクックドゥの青椒肉絲にしたい…全然OKですよ。
でも、毎日毎食そのような食事になると、健康を害するリスクが高まるのは間違いないでしょう。
もちろん、わいは毎日肉ばっかりの好きなもんだけ食べてるけど元気じゃ!という方もいます。
ただ、それは一個人の事象でしかないので、他の人が真似て健康でいられるとは限らない。
どれだけ気を付けても病気になるときはなるでしょうけど、その可能性を少しでも減らすために、食生活に気を遣うことは大切だと思います。
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