【やってて良かった】株式投資を始めてはや9年、その実績を公開します

ゼロから始める資産形成術

「新NISAで米国株式か全世界株式に投資するんだ~!」という声がネット上でも当たり前のように広がってきたように感じますが、この記事をご覧になっている方はすでに実践されているでしょうか?

以前に比べて明らかに投資を始めた方が増えたのは事実だと思いますが、それでも全体でみればまだまだやっているほうがマイナーというのが現状でしょうね。

僕は株式投資を始めたのが2015年の夏で、最初は日本株の取引をしていましたが、約1年後に米国株投資へ切り替え、何度か方針を変えつつ現在は「米国株式」をメインに、全世界株式と先進国株式での運用をしています。

気付けば投資を始めてから9年という月日が流れ、今となっては本当にあのとき始めておいて良かったな…と思うばかり。

できることならもっと早くから始めていれば尚良かったとなりますが、それは言っても仕方ないですね。

今回は、これまで運用してきた結果、現状どのような状態になっているかを公開しようと思います。この記事が投資を始めようか迷っている…という方の後押しになれば幸いです。

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2024年7月の運用状況

それぞれの細かい説明は省きますが、僕は現在、新NISA・特定口座・iDeCo・つみたてNISAで運用をしています。

まずは楽天証券の保有分。

ちょっと見づらいと思うので、同じ銘柄をまとめて一覧にします。

僕は新NISAを機にeMAXIS Slimシリーズから楽天シリーズに変えたので、eMAXIS SlimシリーズはこれまでのつみたてNISA・特定口座で運用してきた分を引き続き運用のみしています。

ざっくり言ってしまえば、約500万円の投資元本に対して、現在は約800万円と300万円近く運用益が出ているということですね。

この約300万円は、いわゆる「お金がお金を生んだ」という結果です。ちなみに、この数日で為替が大きく円高に動いたおかげで、約20万円ほど評価益が減っています…

続いてiDeCoの運用状況。

こちらは拠出金(元本)約300万円に対し、資産残高は約640万円。運用益が約340万円となっています。

続いてSBI証券の保有分。

現時点での評価額が約840万円、そのうち運用益は約440万円ということで、元本は約400万円となりますね。

SBI保有分のETFは、数年前から新規購入はせず運用のみ続けています。ここ数年の新規購入はすべてつみたてNISA・新NISA・iDeCoです(すべて非課税制度)。

時間をかければお金がお金を生んでくれる

すべて合わせると、元本は約1200万円となります。

正確ではないですが、これを約9年で積み立てたとすると年間約133万円、月額で約11万円ということになりますね。

改めて整理すると我ながらよくこれだけ運用に回してきたなと思いますが、普段の生活が質素なのでとくに無理をして投資に回したという感覚はありません。

投資を始めたのが32歳のときだったので、これくらいの年齢だったら同様の額を積み立てることも不可能ではないでしょう。

ただし、見ていただきたいのはこの「金額」を投資してきたことではなく、この9年間の運用によって「資産が約2倍に増えた」ということです。

仮に月3万円=年間36万円、9年で324万円を積み立てたなら、それでも600万円近くまで資産が増えていることになります。

この資産が約2倍になるまでに、僕が運用に関して何をしてきたかと言うと…

まぁ何もしてないですよね。

せいぜい新NISAが始まれば資金をそっちに振り向けてなど、最低限の設定を行っただけで、普段は運用に関して完全に放置プレイだったわけです。

にもかかわらず、「お金がお金を生む」仕組みのおかげで、ちょっと(かなり?)いい会社の年収分くらいを稼ぎ出してくれた。

当然、運用額が大きいほど生んでくれるお金が大きいのですが、少なからずお金がお金を生んでくれる仕組みというのは多くの人にとってありがたいことには間違いないでしょう。

月1万円でも3万円でも時間をかければ運用額は次第に大きくなり、少しずつ生んでくれるお金の速度も増していきます。

投資とか胡散臭いなぁ…と根拠なく疑って何もやらないということが、どれだけ機会損失になっているかということがわかっていただけるのではないでしょうか。

悪い時期もあると心得る

現状だけを見ればすごく良さそうに見えるかと思いますが、ぶっちゃけると数年前(2020年3月)のコロナショックの際は運用益が少しマイナスになったときもあります。

一番長く運用しているiDeCoはそれでもプラスを維持できましたが、特定口座やつみたてNISAで保有している分ではマイナスだったんです。

ただ、長く運用していれば良い時期もあれば悪い時期もあるというのは理解しているので、僕はいつも通りに何もせず毎月の積立を続けていただけ。

まぁ内心「こんな短期間でここまで下がる?!」とは思いましたけど、そこからの回復・上昇も思っていた以上に早かったですね。

まとめ

最近はインスタなどでも投資に関する投稿もよく見ますが、金額ベースでいくら増えたという情報には迂闊に飛びつかないようにしてください。

巷でお勧めされている米国株式・全世界株式の現実は、今回紹介したように約9年かけて約2倍になったというくらい。今後も同様のペースで資産が増えるという保証はありません。

これより鈍化する可能性もあればさらに加速する可能性もあるし、しばらく低迷し続ける可能性も。いずれにせよ、なが~い目で見て投資は考えるようにしよう!ということですね。

とりあえず、もし投資を始めるかどうかで迷っている方は、迷っている時間がもったいないのですぐに行動を起こすことをお勧めします。

とはいえ、何も理解せずにいるとコロナショックなどが起きたときに間違った行動を起こしてしまいかねないので、そうならないよう多少の勉強はしていただきたいと思います。

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