2024年からスタートした新しいNISA制度。
非課税で資産運用ができるというメリットから、多くの人が口座開設をしたものの、「結局どれを買えばいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、投資初心者でも安心して選べる「つみたて投資枠」向けの投資信託に絞って、おすすめの銘柄を紹介します。
新NISAで初心者が選ぶべきは「投資信託」
新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つがありますが、初心者にはまず「つみたて投資枠」での運用がおすすめです。理由は以下の通り:
- 少額から投資できる(100円〜)
- 長期・分散・積立投資が基本なので、失敗しにくい
- 金融庁の基準を満たした投資信託のみが対象
個別株はハイリスク・ハイリターンで情報収集も大変なので、まずは“無理なく続けられる”投資スタイルが最適です。
おすすめの投資信託 5選(つみたて投資枠)
投資信託も次々と新しい商品が販売されますが、ここで紹介する商品はこの先も普遍的におすすめできるようなものになっています。
1. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 米国の代表的な500社に分散投資
- 業界でもっとも低コストで人気
- 「迷ったらこれ」とも言われる王道商品
2. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- バンガード社のS&P500を忠実に再現
- 信託報酬が非常に安く、コスパ抜群
3. 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド
- 米国の代表的な500社に分散投資
- 楽天証券を利用している人におすすめ
4. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 日本を含む全世界の株式に投資できる万能型
- 将来どの国が伸びるかわからない…と迷う人に最適
5. SBI・全世界株式インデックス・ファンド
- こちらも全世界に投資できる商品
- コストが低く、初心者にも扱いやすい
6. 楽天・プラス・オールカントリ―株式インデックス・ファンド
- 全世界に投資できる楽天の商品
- 楽天証券を利用している人におすすめ
ご覧のように、おすすめしているのは大別して「米国株」と「全世界株」の2種類。正直、いずれかに投資しているだけで十分というのが多くの識者の見解です。
「米国株 vs 全世界株」どちらを選ぶ?
過去の実績では米国株が高リターンを出していますが、将来は誰にも読めません。
あまり意味はない気もしますが、両方を少しずつ持つ、という選択肢もアリです。
「どちらが良い?」ではなく「どちらも良い」。
まずは100円からでも始めてみよう
投資は知識も大切ですが、実際にやってみることで見える世界も変わります。新NISAをきっかけに、まずは1歩踏み出してみましょう。
迷ったら、今回紹介した6つの中から選べば間違いありません。
そもそもNISAって何?という方は、こちらの記事をご覧ください。
👉 新NISAとは?投資初心者にもわかりやすく解説
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