ルゥを使わずスパイスから作るカレーって難しそう…と思っていませんか?
たしかにレシピを見るとたくさんのスパイスや具材を用意しないといけないのっで、一見大変そうに感じるかもしれません。
しかし!実は基本的なカレー作りに必要はスパイスは3・4種類で十分!
今回は、4種類のスパイスから作るシーフードカレーの簡単な作り方を紹介。手順はとても簡単で、まな板と包丁を使う作業もほんのちょっとだけです!
シーフードスパイスカレーのレシピ
3~4人前のレシピです。スパイスはなければカレー粉(大2くらい)で代用してオッケー。
- シーフードミックス…300~400g
- 干しエビ…10g
- 玉ねぎ…1個
- にんにく・生姜…1片(15gほど)
- トマト缶…1缶
- 油…50~100cc
- 水…400cc
- クミンシード…小1
- ターメリック…小1
- コリアンダー…大1
- カイエンペッパー…小1/4
- 塩…小1~
シーフードは市販のミックスで十分ですね。
ポイントは干しエビ、こいつがあるだけで一気にシーフード感が溢れるのでぜひ用意してください。
もし殻付きのエビを使うなら、剥いた殻を乾煎りして水を入れて沸いたら5分ほど煮出し、エビの出汁を取っておくとさらに美味しくなります!
スパイスカレーは油をたくさん使うほうが美味しいと言われます。僕はいつもなべ底に万遍なく広がるくらい使いますが、不安ならまずは少なめで試してもいいですね。
材料の下処理
各材料の下処理について。
- シーフードミックス…解凍後、よく水気を拭いて下味用に各スパイスと塩を少々(分量外)まぶす
- 干しエビ…乾煎りし、半量をミルでパウダー状に(なければ乾煎りだけで○)
- 玉ねぎ…スライス
- にんにく・生姜…みじん切り
シーフードスパイスカレーの作り方
鍋に油とクミンシードを入れて弱火で熱し、パチパチして良い香りがしてきたら玉ねぎと塩小1(分量外)を加えます。カレー粉で作る場合、油を熱して玉ねぎと塩を入れてください。
塩を全体になじませる感じで軽く混ぜ、後は強火で放置です。玉ねぎは水分が多いので放置しても簡単に焦げず、動かさないほうが早く火が通ります。
徐々に色がついてきたら上下をひっくり返すように混ぜ、またまた放置。ここで水(分量外)を50ccほど入れ、鍋の温度を下げます。
所々で焦げっぽいのが出てきたら適度に混ぜ、程よい飴色になるまで炒めましょう。
これくらいになるまで約10分。だんだんと油が分離する感じになってくるので、これくらいになればとりあえずオッケーです。
もっと色をつけて甘みを引き出したい場合、焦げないように注意しながら炒めてください。カレーの種類によってはまだまだ色をつける場合があるので、しばらく焦げる心配はありません。
続いて、弱火にしてにんにく・生姜を加え、1分ほど炒めます。いい香りがしてきたら、トマト缶を加えて強火で水分を飛ばしていきましょう。
今回はホールトマトを使用しているので、塊を潰しながら焦げないように時々かき混ぜます。水分がほとんどなくなった状態になるまで、しばらく煮込んでください。
こんな感じで、鍋底に水分が流れないようなります。
ホールトマトにはクエン酸などが加えられていることが多く、ここでの煮詰めが足りないと酸味が強く残ることがあるため、しっかりと煮詰めておきましょう。
続いて、弱火にしてからスパイスと塩、干しエビを投入。今回は干しエビをパウダー状にしていないので、砕くように混ぜ合わせます(砕けてる気はしない)。
スパイスを入れるとねっとりしてくるので、1分ほどよく混ぜて粉っぽさをなくします。
そこへ水を加えて沸騰させ、弱~中火で5分ほど煮込みます。シーフードを加えて5分ほど煮込み、味を調えたら完成!
味が物足りないときは、塩を足しましょう。ガラムマサラがあれば、仕上げに足してやると風味が活きてきます!
盛り付けて「いただきますッ!」
まとめ
作業に慣れれば、ほんの30分ほどで出来上がります。
カレー粉だとどうしても「その味」にしかならないので、自分で分量を調整するほうが楽しく作れると思いますね。
上記のセットには混合スパイスの「ガラムマサラ」も入っています。仕上げに加えて1分ほど加熱するだけで、さらにスパイスの良い香りが引き立つので、ぜひ試してもらいたいと思います!
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