米国の個別株・ETFを買うにはドルが必要ですが、SBI証券と住信SBIネット銀行(住信)を利用することで、他社より為替手数料が安くなるのでお勧めです。
ここでは住信でドルを買う方法について、画像付きで解説していきます。
米国株を購入するまでの流れ
SBI証券と住信を連携して米国株を購入するまでの流れは、以下のようになります。
- 住信に円を入金
- 住信でドル転(購入)
- SBI証券にドルを入金
- SBI証券で米国株を購入
まず最初に行うのは、住信へお金(円)を入金すること。コンビニなどのATMから入金するか、SBI証券から資金を移すことも可能です。
SBI証券から移行すると反映されるまで時間がかかるため、住信のキャッシュカードを作ってATMから入金するほうが便利だと思いますが、ひとまずSBI証券から住信へ資金を移す方法も紹介します。
SBI証券から住信へ資金を移行する方法
SBI証券にログインし、口座管理から「出金」を選択。
続いて、出金額を指定します。
ここで、黄枠で囲った上段の「振込先指定金融機関口座」が「住信SBIネット銀行」になっているかを確認してください。
違う口座になっていれば、右側の「振込先金融機関口座の変更」から設定を変更する必要があります。
問題なければ出金額と取引パスワードを入力し、出金指示確認をクリックすれば完了です。※ 出金が反映されるのは「出金指定日」となります。
住信SBIネット銀行でドルを購入する
では本題。まずは住信のサイトにログインしますが、SBI証券からでもログインすることができるので、どちらからでも結構です。
SBI証券からは「住信SBIネット銀行」のログインを選択します。
ログインした後は、「外貨普通預金」を選びます。
続いて、「米ドル/円」の「買付」を選択します。
次の画面では、出金口座と入金口座の残高・注文方法・買付金額が表示されます。
注文方法は「リアルタイム」、その時点での為替で取引すればいいです。
買付金額は円ベースかドルベースかを選び、金額と取引パスワードを入力して「確認する」をクリック。
後は指示に従えば、ドルの購入は完了ですが、この時点でドルは住信の口座にあります。個別株やETFを購入するために、ドルをSBI証券に移しましょう。
SBI証券で外貨を入金する
SBI証券へログインし、右上の「入出金・振替」から「外貨入出金」を選択。
続いて、通貨が「米ドル」になっていることを確認し、振込金額と取引パスワードを入力。
最後に「振込指示確認」をクリックし、後は指示に従えば完了です。外貨入金は瞬時に反映されるので、この後すぐに米国株を購入することができます。
まとめ
とくに難しい作業ではないですが、たまにしかやらないと忘れてしまいそうな気もしますね。
完全に覚えるまでは、この記事を参考にして作業をしてもらえれば幸いです。
ドルがあれば米国個別株やETFも購入できますが、投資初心者やこれから資産形成を目指す人には「つみたてNISA」や「iDeCo」で投資信託を利用するほうがお勧め。
難しいことをしなくても、毎月コツコツと積み立てをしていくだけで十分な資産形成ができる可能性が高いと思いますね。
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