現在、空前の投資ブームが到来…しているかどうかはしりませんが、以前に比べて投資に関する情報をよく見る機会増えましたね。
その中でもとくに支持(推奨)されている方法が、全世界株式や米国株式への積立投資。これは僕がブログで推奨しているものと全く同じです。
僕が投資を始めたのは2015年、米国株について知ったのは2016年なので、かれこれ7年ほど米国株への積立投資を続けています。
結果、どうなったかというと…ぶっちゃけ資産はめっちゃ増えましたね。
このやり方に気付いたおかげで、今はフルタイムで働く必要もなくバイトとしてゆるく仕事ができるようになりました。
実践している投資は拍子抜けするくらい簡単なもので、普段はほったらかしで何もすることがありません。ただ、今まで投資に触れたことがない人にとっては何から始めればいいかわかりませんよね。
ということで、ここでは資産形成に最適な全世界株式・米国株式の積立投資の始め方について紹介してきます。
全世界株式・米国株式の積立投資の始め方
全世界株式・米国株式の積立投資を始めるには、以下のステップを踏みます。
- 証券口座を開設する
- 金融商品を選んで積立の設定をする
- 放置する
え、これだけ?と思いますね。
実際これだけなんで、見ての通りめっちゃ簡単なんですよ。
ところが、投資初心者にとっては難しいと感じることが多く、その原因はステップ3の「放置する」に至るまでの手続き等にあります。
とくに口座開設は見たことも聞いたこともない単語が多々出てくるので、途中で面倒になってリタイヤしてしまう…といったケースをよく聞きますね。
また、ようやく口座開設が完了しても、どの金融商品を買えばいいか迷うでしょう。この投資では「投資信託」という商品で運用することになりますが、その数の多さときたら…
どれを選べばいいかも紹介しているYouTubeやインスタなども多いですが、それでも複数を紹介されるとどれにするか迷いますよね。
実際、そういったところで紹介されている商品ならどれでも大丈夫なことが多いですが、ここでは迷う必要がないよう、厳選に厳選を重ねた商品だけを紹介します。
では、実際に始めるための手順を詳しく紹介しましょう。
証券口座を開設する
まず最初にやることは、証券口座を開設することです。
証券会社もたくさんありますが、とりあえずSBI証券を選んでおけば間違いなし。普段から楽天カードを使っている人なら、ポイントが付くので楽天証券でもいいでしょう。
証券口座の開設方法はこちらの記事で解説しているので参考にしてください。
ここで覚えておきたいポイントは、口座にはいくつか種類があるということ。
通常の投資で利用するのは「特定口座」と呼ばれるものですが、他にも「(つみたて)NISA口座」と呼ばれるものがあります。
NISAについて詳しい解説は割愛しますが、普通預金と定期預金なら定期のほうが金利が優遇されているように、NISA口座のほうが優遇されています。
まずはNISA口座を利用して運用をするようにしましょう。
2024年からは「新NISA」として新たな制度が始まりますが、2023年中に(つみたて)NISAの口座開設をしておけば、自動的に新NISAの口座が開設されるようです。
ちなみに、NISAとつみたてNISAは別の制度でどちらかしか選択できません。2023年に口座開設をする場合、つみたてNISAを選択しておきましょう。
金融商品を選んで積立の設定をする
口座開設が完了すれば、金融商品を選んで積立の設定を行います。
全世界株式・全米株式への積立投資には「投資信託」という商品で運用することになりますが、投資信託にもたくさん種類があり、その特徴も様々。
投資信託とは何か?を知らなくても資産形成はできますが、知っておくに越したことはありません。
こちらの記事で投資信託について解説しているので、投資を始める前でも後でもいいから一度は目を通していただきたいと思います。
さて、星の数ほど…はない投資信託ですが、たくさんある中から何を選べばいいのか。
それはズバリ、以下の2つです。
- eMAXIS Slim 全世界株式
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
全世界株式には「オール・カントリー」「除く日本」「3地域均等型」と3種類ありますが、3地域均等型以外のどちらかが無難。サイコロでも振って決めてください(それくらいどちらでもいいということです)。
全世界株式・米国株式ともに他の投資信託でも同じような投資ができる商品はありますが、ほとんど違いはありません。
上記2商品が最も良い成績になるかと言われると正直わかりませんが、それは他の商品についても同じ。
そんな中から自分で選ぶのも悩ましいだけなので、上記の2商品どちらかで運用すれば十分です。全世界株式か米国株式、どちらが自分に合っているかを考えて選びましょう。
ちなみに、過去の実績では米国株式のほうが高いリターンをもたらしています。一方、これから米国経済が低迷してしまった場合、全世界株式のほうがリターンは高くなる可能性も。
まぁ現状、全世界株式のうち約6割を米国企業が占めているので、米国経済が低迷したときは全世界株式も大きなダメージを受けることにはなるでしょうけど。
どちらも一長一短あるのは事実ですが、どちらを選んでも資産形成には問題ないと思っていただいて大丈夫です。
なお、僕はどちらがいいか考えてもよくわからなかったので、米国株式を中心にどちらも運用しています。正直、それに意味があるのか疑問もありますが…
難しいことはわかりませんが…とりあえずこれらに投資をしていることが重要なんです!
運用する投資信託が決まれば、後は積立の設定をします。設定さえしておけば自動的に買い付けが行われるので、これ以降とくにすることはありません。
SBI証券のつみたてNISAで積立設定をする方法はこちらで解説しています。
放置する
はい、後はおじいちゃんおばあちゃんになるまで放置しておきましょう。
というのは半分冗談ですが、半分は本気です。
積立投資は長期的に運用することが前提のやり方なので、途中の運用成績を気にしてもあまり意味はありません。
ただ、株式投資はどのような値動きをするのかを知っておくためにも、最初は週一くらいで資産状況をチェックしておくといいですね。
全世界株式・全米株式への積立投資では、思っているほど大きな資産の増減はないと感じるようになると思います。
そのうち積立額を増やしてもいいですし、同じ金額のまま完全に放置しても構いません。
重要なのは、とりあえず投資をしておくということです!
まとめ
全世界株式・米国株式の積立投資は簡単なものですが、投資初心者は始めるまでに躓く可能性が高いです。
最初さえ乗り越えれば本当に普段何もする必要はないので、興味があるならすぐにでも始めてみましょう。
投資に関する勉強は投資を始めてからでもいいし、その際はこのブログを参考にしていただければと思います。
株式投資はギャンブルではないことを理解すれば怖くありません。
2024年から始まる新NISAについて解説しています。
資産形成のコツは”複利”を活かすことです。
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