【一生もの!】お金の知識を身に付ける

雑談・雑学

僕は1983年生まれなので、記事作成時の2023年で晴れて40歳となります。自慢じゃないですが、実は27歳くらいのときには貯金がありませんでした(自慢にならねぇ)。

その後、会社勤めを辞めたことをきっかけに、将来の金銭問題について自分でしっかりと管理しておかないとヤバいと感じ、お金について勉強することに。

結果的にそのときの判断が功を奏し、米国株投資で資産を大きく伸ばすこともできたこともあり、お金の知識は大切やなと実感している次第です。

超低金利のこの時代、以前より資産運用の重要性は増しているのは間違いないと思いますが、お金の知識はなにも運用について学ぶことだけではありません。

今回は、お金に不自由しない人生を送るため、これだけは知っておきたいお金の知識を紹介します。

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知っておきたいお金の知識

お金に不自由しない人生を送るためには、お金についてしっかりと考え、管理できるようにならなければなりません。

単純に資産が増えれば人生が楽になるのは言うまでもないですが、そう簡単に増えれば苦労しませんよね。

でも、資産を増やすためのポイントはたった3つしかないんです。

  1. 支出を減らすこと
  2. 収入を増やすこと
  3. 運用して殖やすこと

はい、どこかで聞いたことがあるかもしれませんが、結局はこれに尽きるんですよね。

このうち、もっとも簡単に、誰でも取り掛かれることは「支出を減らすこと」です。

収入は本業以外にバイトでもすれば増やすことはできますが、本業で疲れているのにバイトをするのは現実的ではないかもしれません。

運用して殖やすことも、簡単に取り掛かれはしますが最初にするべきことではありません。

支出を減らすこと=節約=人生の楽しみを削るという解釈をする人もいますが、そういう方は節約できない言い訳をしているように感じます。(違ったらごめんなさい)

ここで僕が言う支出を減らすことは、無駄なものにお金を使わないということです。人生を楽しむための出費は必要ですから、そこは削る必要はありません。使い過ぎの場合は考えものですけどね。

無駄な支出を減らす

節約についてのアドバイスというのは難しいもので、ある人にとっては削りたくない費用でも、ある人にとっては無駄やから削れとなりがちです。

わかりやすい例では食費ですね。

食費は節約をするときに真っ先に挙げられがちですが、食は健康に直接繋がるので節約することが正しいとは限りません。

毎日自炊ができるに越したことはないですが、そんな時間を取れない人もいるでしょう。そんな場合は割高になっても総菜などを買ってきたほうが、全体のバランスとしては上手くいくかもしれません。

趣味に関しても千差万別ですから、ある人にとっては無駄金でもある人にとっては生きた金になります。


しかし、ほとんどの人が節約できる費用として考えるべきものに、固定費があります。

固定費は主に家賃・水道光熱費・通信費・保険料・サブスク代・教育費・車関連などですね。

このうち、とくにお金の知識がなく搾取されがちな費用が、通信費と保険料です。

サブスク代や車関連の費用は趣味・嗜好にもかかわってくるので、まぁ後回しでも構いません。車は費用が嵩むのでちょっと考えたいですけどね。

家賃も1,000円下げることができれば年間12,000円の差になりますが、すぐに引っ越すのも現実的ではないし、引っ越し費用も考えると5,000円くらい下がる物件でないと効率的とは言えません。

電力自由化によって電気・ガス会社を選ぶことができるようになりましたが、ぶっちゃけどこを選んでも大差ないです。

料金体系は複雑やし、時間をかけて一番安いところを探す手間を考えるとやはり非効率。

教育費も家庭ごとの考えがあるでしょうし、家計の負担になりすぎない程度であれば削る優先順位は低いですね。

やはり、問題は通信費と保険料です。

通信費の節約

通信費はこれまでガラケー時代からdocomo・au・softbankの三大キャリアが独占してきたことで、キャリアで契約するのが普通と感じている方も多いはず。

スマホの普及に伴い、毎月の料金はいつの間にか7千~8千円ほど支払うのが当たり前となっていましたが、よく考えたら毎月これだけのお金を支払うって恐ろしくないですか?

約6割の人は月間のデータ使用量が3GB以下というデータがありますが、それに通話を多少したとしても、果たしてその使用頻度に7千円の価値があるのか?


僕は10年くらい前までsoftbankで契約していましたが、やはり毎月7千円くらい支払っていました。

使い道はLINE・ネットの閲覧がほとんどで、通話は基本的にLINEです。Wi-Fiがあるところで使うことがほとんどだったので、例に漏れず月間のデータ使用量は3GBも使ってなかったでしょうね。

そして、こう思ったのです。

「これで7千円って高くね?」と。

その頃はまだ周りにも格安SIMを使っている人もほとんどおらず、格安SIMについて無知で「安かろう悪かろう」というイメージしかありませんでした。

ただ、これを機に調べてみたところ、なんだか問題なさそうな気がするぅ~と思って乗り換えを決行。

そして、こう思ったのです。

「なんで今まで7千円も払ってたん?アホなん俺?」と。


たしか最初に契約したのはmineoで、割引キャンペーンが適用されて月3GBが500円で使えたんですよね。

最低利用期間が1年だったので、1年後には新たに割引キャンペーンが行われているところに乗り換えて…という感じで、それ以降のスマホ代は無料か月円前後に抑えられたのです。

仮に月平均が千円として、今までとの差額が6千円。それが10年(120ヶ月)で72万円!

これが毎日こまめに何かをするわけでもなく、ただ格安SIMにしただけで節約できた金額です。

人によってはキャリアで契約しておかないと仕事に支障が出ることもあるかもしれません。でも、大多数は僕のように格安SIMで事足りるはずなので、無駄な支出の代表格と言えるでしょう。

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保険料の節約

日本は保険大国と言われるほど民間保険に加入している人が多いそうです。かく言う僕も、以前は掛金の安い共済くらい入っといたら?ということで親に言われるがまま医療保険に加入していましたが。

ところが、保険も調べれば調べるほど無駄な支出をしている人が多いと感じる費用です。

日本は国民皆保険といって基本的には誰もが国保もしくは健保に加入しています。そのおかげで医療費負担は原則3割で済み、他にも様々な保障がされています。


日本では保険制度が非常に手厚くなっていることを知らず、何かあったときのために民間保険に加入しなければ!と思っている人が多いんですよね。

確かに保険が必要になるケースもありますが、保険はあくまでも最低限の加入にするべきもの。

しかし、保険はあえて複雑にしているため、その最低限がわからず無駄な支払いに繋がっているのが現状です。

こればかりは自分で必要な保険を見極めるしかありません。ただ、思っている以上に必要な保険を考えるのは簡単で、保険は何かあったとき「自分の持っているお金で賄えない費用」に対して備えるもの


例えば、1千万円の貯蓄があるとします。

ある日、アクシデントにより30万円の支払いが必要になったとき、その備えとして保険に加入しておく必要はあるでしょうか?

一時的に30万円の支払いは痛いかもしれませんが、この金額を支払っても普段の生活に影響は出ないですよね。

なのに、わざわざお金を払って「起こるかどうかわからないこと」に対して備えるとはこれ如何に?

保険会社は慈善事業ではないので、利益を出すために統計から損をしない保険料の設定をしています。

つまり、保険に加入している人のほとんどは、支払った保険料以上の保険金を受け取ることはできない=損をするということです。


それでも自分の持っているお金以上の支払いが必要になるケース、例えば交通事故での賠償金など数千万単位が想定されるものに対しては、加入しておくべきでしょう。

そういう意味で加入する必要性が高い保険としては、車・バイクの保有者は自動車保険ですね。あと、火災保険はほとんどの方にとって必要でしょう。

小さな子どもがいる家庭には生命保険も重要ですが、独身なら生命保険は不要。なぜなら、生命保険は被保険者に万が一があったとき、残された家族の生活が困らないように加入するものだからです。

もし独身で生命保険に加入していたとして、亡くなったときに誰が金銭的に困るのでしょうか?

なぜか日本では「大人になれば生命保険のひとつでも入るべき」みたいな風潮があり、実際に知り合いでも独身で生命保険に加入しているという人もいましたが、まぁ保険会社の思うつぼですよね。

保険はシンプルに考えると難しいものではないので、人に言われるがまま加入している場合は自分で調べて見直してみると、思っている以上に節約に繋がる可能性は高いですよ。


ちなみに、賃貸の火災保険は契約時に初期費用に組み込まれていることがほとんどですが、基本ぼったくりです。

実は不動産屋の指定する火災保険に加入する義務はないので、自分で安い保険にするだけでかなり安くなりますよ。

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その他の費用の節約は人それぞれ

通信費と保険料などの固定費は、一度契約を見直すだけでその後は何もせず大きな節約効果を得られます。だからこそ最初は面倒でもしっかり調べて優先して見直すべき費用なんです。

一方、電気をこまめに消すとか水道を出しっぱなしにしないとか、少しでも安いスーパーをはしごするとかの節約は、労力のわりに効果が薄い。

そういった節約は、続けるのがしんどいってばよ。それに、いつも細かいところを気にして生活していると、ちょっと虚しさを感じてしまう可能性もありますよね。

やらないよりはやったほうが節約にはなりますが、こういったことはあまり神経質にならずに、気付いたときにやるくらいの気持ちでいいかと思います。

電気をこまめに消したところで年間いくら安くなるって話ですよ。

趣味に使う費用なども、切り詰めすぎると日々の楽しみがなくなってしまいます。使い過ぎるのは問題ですが、収入の範囲内で支出を収めればお金は残ります。

お金を貯める方法は1つだけなんです。

それは、支出を収入の範囲内に収めること

その範囲内で支出の優先順位を考え、好きなことにはお金を使うことが重要ではないでしょうか。

収入を増やす

収入を増やすことについては、正直どうすればいいか僕が教えてもらいたいくらいです。

一番確実なのは副業としてバイトをすることですが、バイトは基本的に時間を売っていることになるため、一時的には良いかもしれませんが長く続けるのは難しいでしょう。

他に考えられることは、本業関連の資格等で給与アップを目指す・転職・自分でネットビジネスなどを立ち上げるとか。

いずれも成果が確実に現れるとは限りませんが、上手くいけば大幅な収入増が見込める可能性もあるため、チャレンジしてみる価値はありそうですね。


収入を増やすことは難しいですが、支出が減るのは収入が増えるのと同じ意味になるので、まずは誰でもできる無駄な支出を減らすところから考えたほうがいいのはそういうことです。

ただ、支出を減らすには限度があります。一方で、収入はどれだけでも増やせる夢はありますから、できることから少しずつでも手を付けてみましょう。

運用して殖やす

2022年4月から、高校家庭科の授業で投資信託の授業が開始されました。

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のび太の名言に感銘を受けた男の人生奮闘記

それだけ今後は個人での資産運用による資産形成が重要になってくるということで、自分には資産運用なんて関係ないと思っていても、実はそんなこと言っている時代ではなくなっているんですね。

多くの方が資産運用=投資でイメージするのは、株やFXなどでギャンブル的な取引をしている姿でしょう。しかし、それは大きな勘違いなのです。

僕が実際に行っている資産運用は、貯金と同じ感覚で投資信託を毎月積立しているだけ

投資信託に投資をする=商品を購入するということですが、普段の買い物と違うのは投資信託は解約すればお金が戻ってくること。

もちろん、日々の値動きがあるので増えることもあれば減ることもあります。

しかし、お金と引き換えに商品を買うというよりは、お金と商品を一時的に交換しているだけという感じなので、貯金をしているのとあまり変わらないのです。


問題は投資信託が値上がりするかどうかですが、商品の選択を間違わなければ「ほぼ間違いなく」値上がりすると考えられます。間違いなくと断言できないのは、未来は誰にもわからないからですね。

天変地異や世界大戦のようなことが起きれば値下がりするかもしれません。まぁそんなことが起こったときは株価がどうこう言うレベルじゃないでしょうけど。

1つ言えるのは、資産形成のために運用は早く始めるほうが圧倒的に有利であり、そのためには最低限の貯蓄をして生活基盤を整えることが重要だということ。

無駄な支出を減らすことは貯蓄にも繋がりますし、これらはすべて繋がってくるんですよね。

【複利の力は偉大なり!】資産形成のコツは複利を活かすこと
現在の超低金利で貯金をするだけでは、限られた人しかまともな資産形成はできないでしょう。それに当てはまらない人はどうやって資産形成をすればいいのか?その答えは、株式投資によって「複利の力」を活かし、コツコツと資産形成に励むことです。

まとめ

僕は20代ではほとんどお金がありませんでしたが、40代に突入する現在ではそれなりの資産を持てるようになりました。

そこには通信費の削減や保険の見直しなどで無駄な支出を抑え、運用によって預貯金では到底ありえないリターンを得られたという背景があります。

これから資産を増やしたいと考えるなら、まず取り掛かるべきはなんとなくで支払いを続けている費用を減らすことです。

お金の知識は一生役に立ちます。もし子どもがいれば、その知識を伝えることもできますし、それが子どもの人生を豊かにすることにも繋がるはずです。

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