兵庫県赤穂市の海沿い、丸山県民サンビーチの一角にひっそりと佇むカフェ「壱枚乃絵」。
インスタで偶然見つけた“映えるカフェ”を目指して、京都からバイクで片道160kmのロングランに挑んできました。
なお、僕は基本的にバイク(110cc)で移動するので、片道5時間以上もかかりました。さすがに(自称)鉄人の僕でも疲れましたわ。
それにしても…
後で紹介しますが、場所がわかりにくすぎて参っちゃうぜ。
海辺の絶景テラスカフェ「壱枚乃絵」
Googleマップを頼りに向かったものの、壱枚乃絵には案内板らしいものが一切なし。
”海辺のカフェ”やのに、途中ずっと山道を走っているとき「これ絶対道を間違えてるな」と思いましたが、もちろん間違えてました。
悪戦苦闘しながらも、なんとか到着。

入口から進むとすぐに映えポイントになりそうな何かを発見ッ!

いかにも記念撮影に使われそう。
僕は自分が写真に収まりたくない派なので、基本的に景色専門です。
テラス席から見る絶景オーシャンビュー
平日でも人は多めで、少し待ちましたが無事にテラス席へ案内されました。
そして目の前に広がるのは、瀬戸内海を一望できる絶景。

普段は海と無縁な生活をしているだけに、ただ眺めているだけでも癒されます。
風も気持ちよくて、日常を忘れさせてくれる時間がそこにありました。
事前にカフェメニューを調べており、ここでは人生初となる「ぱんけーき」を食べようと決めていました。
そして注文したのがこちら!

ローストビーフッ!!
ち、違うんや!
ワイはホンマにパンケーキを食べたくてここへ来たんや!!
でもパンケーキは14時からしか提供してなくて、ワイが到着したのは13時前…
やから、食べたくても食べられへんかったんや(涙)
ついでに、ホンマは昼飯は別の場所で食べる予定やったけど、道を間違えたおかげで先にこっちへ到着してしもたんや。
せやからワイはこう思ったんや…
「ローストビーフ美味そうやん」
ってな。
ほんで、よく言うやんか。
「予定は未定!」
ってな。
パンケーキを食べる予定やったけど、それは確定じゃないからそれはそれでええねん!それが旅の醍醐味ってやつやで。
せやろ…工藤(?)
さて、ローストビーフを美味しくいただき、せっかくのオーシャンビューなので記念撮影。

ボートの音がしたので真ん中に来た瞬間を撮ろうとした瞬間、席を外していた隣の席のおばちゃんが帰ってきて豪快にカットイン。



周りはカップルや友達同士のリアル充実者ばかりでしたが、そんなの関係ねぇ!
次はか、かか、彼女でも連れてパンケーキ食べるもんね!(予定は未定)
壱枚乃絵のアクセスと駐車場
壱枚乃絵は映えポイントとして有名になっているようですが、道中このカフェへの案内板はありません。

この「丸山県民サンビーチ」と案内されている分岐点がカフェへの進入路となっているので、誤って右側の坂道を進んでいかないように気を付けましょう。
右側の坂を上っていくと、いつまでも山道を走り続けることになりますよ
…まぁそんなヤツおらんと思うけどね。
地図で見ると一本道やし間違えようがないと走り続けた結果、普通の住宅地に出てしまいますよ
…まぁそんなヤツおらんと思うけどね。
よくよく見ると公式サイトの住所には「丸山県民サンビーチ内」とは書いてあるけど、もうちょっと詳しく案内してくれても良いんじゃなかろうかと思った39歳の初秋。
なお、駐車場はバイク無料、車は有料ですが広め。
施設全体は海辺に広がっており、カフェ以外にもゆったり過ごせるエリアがあります。
周辺の穴場「きらきら坂」もおすすめ!
壱枚乃絵から少し西へ向かうと、「きらきら坂」と呼ばれるところがあります。
なんとなく名前の響きと写真を見てここも行ってみようと思い、道に迷った結果、壱枚乃絵より先に到着。
無料駐車場の一角にバイクや自転車がとめられていたので、僕もそこにバイクを置いて進んでいきます。きらきら坂は「参拝者専用」と案内されている先。

少し歩いた先に、立派な鳥居が現れ、「こんなところに?」と思うような壮大な光景が広がっています。

こんなものがあるとは知らなかったので、ちょっとテンション上がりましたね。
鳥居が好きなわけじゃないけど、なんていうか、男のロマンやん(?)
階段を下りていくと何軒かお店がありますが、こんな感じで「きらきら坂」は小さい規模の場所です。
一応、カフェもあるので一休みすることもできそうですね。
周辺には「恋人の聖地」と呼ばれる場所があるそうですが…
一人旅の僕には関係ないしッ!(怒)
もちろん、行ってないし!(怒)
次はか、かか、彼女と一緒に壱枚乃絵でパンケーキを食べた後、恋人の聖地に来るもんね!(予定は未定)
まとめ
パンケーキは食べられなかったし、道には迷ったし、ローストビーフは予定外やったけど――
それでも「来てよかった」と思える場所でした。
壱枚乃絵の絶景テラスで過ごす時間と、きらきら坂の意外な感動。
どちらも、ちょっとした冒険の先に待っていたご褒美のようでした。
「予定は未定」。だからこそ旅は楽しいもんですね。
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