今回訪れたのは、和歌山県にある「生石高原」と「白崎海洋公園」。
実は僕、これまで一度も和歌山に行ったことがなく、「とりあえず行ってみよう」という軽いノリで決行した初和歌山ツーリングです。
…そこのあなた!
今「生石高原ってなんて読むの?」って思いましたよね?
大丈夫、僕も最初は読めませんでした。
「なまいし?」「おいいし?」「おいせき?」
正解は…記事を読めばわかるかも?
後輩のお店へ寄り道
京都から和歌山へ向かう道中、奈良の大和西大寺にある、後輩が営む焼き菓子店「菓子35山」に立ち寄りました。
マフィンが名物のお店で、評判も良く、売り切れることも多いとのこと。

訪れたときはイチジクが旬だったので、イチジクのロールケーキをズームイートインッ!
マフィンはテイクアウトで2つ購入。ここのマフィンはデカくて有名らしく、たしかにめっちゃデカくて甘党の僕でも一気に2つは食べられませんでした。
オーナーは(いい意味で)個性が強めで一人で切り盛りしてるので、イートインは待ち時間が(めっちゃ)長くなることもあるそう。時間に余裕のない方はテイクアウトでお願いします。
インスタでもぶちまけてますが、ここは「世界一提供の遅い店」として営業してるので、提供が遅くても文句言わないであげてね!
しかしまぁ…最近はお店の情報とかインスタが主流になりつつあり、おじさんには使いづらくて困っちゃいますな…
オーナーは良い意味で個性が強いです(大事なことなので二回言いました)。
目指すは生石高原
ということで、思いのほか長居してしまいましたが生石高原へ出発。奈良の中心地は交通量も多かったですが、橿原市を越えた辺りからはわりと走りやすくなっていきましたね。
和歌山に入って24号線から川を渡って55号線~13号線のルートで行きましたが、ここら辺は交通量が少なく超快適なドライブゾーンでした。
後はGoogleマップに頼りながら生石高原を目指していくと…

高原だけあって道中の険しさよ。
途中、車やと対向車が来たらアウト~ッ!みたいなところがたくさんあったので、車で行く方はルートをよく調べてから行ったほうがいいですね。
ちゃんと対向車が来ても通れるルートがこちらのサイトで紹介されています。目次1-3の「有田川町経由で安全にアクセス」の部分を見てください。
ズンズン進んでいくと駐車場が見えます。バイクは無料で停められるので、いざ高原散策へ。


長旅の疲れもありますが、ちょっと時間がないので早足で高原を散策に行きます。
標高は約870mとのことで、そらぁ見晴らしはいいってもんよ。雲多いけどな。
秋は一面にススキが広がることで有名で、シーズンになるとまさに絶景スポットに!
「ヤッホーッ!!!!」
とは言ってない。
そしてもう一つの名所が「火上げ岩」。
断崖絶壁に見える場所で写真を撮る人が多く、撮影待ちの列までできていました。


僕は自分が写真に収まる趣味はないので、インスタなどで取り上げられるような写真は撮れませんでしたが、映えを意識すればこんな感じで撮れる場所。

これだけ見るとマジで断崖絶壁の上に命懸けで撮影してるように見えますね。実際は岩の部分は数メートルくらい、下はちゃんと草原があるので落ちても死にはしないでしょう。
この日は次の目的地があったので夕焼けまでいられず残念でしたが、
日が傾く時間帯だとさらに幻想的な風景になりそう。
ちなみに、生石高原は「おいし高原」と読みます。ここまで引っ張った意味は特にない。
白崎海洋公園へ!暴風のエーゲ海?
生石高原を後にして向かったのは、日本のエーゲ海と称される「白崎海洋公園」。
車で約1時間ほどの距離ですが、日没が迫っており焦りつつなんとか到着。

着いてとりあえずびっくりしたわ…
めっっっっちゃ風が強いやないかッ!!
台風でもこんな強風に煽られたことないぞッ!てくらいの暴風が吹き荒れていました。マジでバイクが風で勝手に進んでったからね。
今ならマイケルジャクソンにもなれそうな気がする…そんな暴風のなか進みます。
そして、白崎海洋公園で有名なのが真っ白な石灰岩!
景色はとても良かったんですが、マジでとんでもない暴風。
写真のアングルを考える余裕もなく、その場で踏ん張って撮影するだけでも必死でした。
う、嘘じゃないっす。
👇 暴風の様子
もともと強風が吹きやすいらしいですが、以前ここへ来たことがあると言っていた知り合いに聞いたら、「風、普通っすよ」と言っていたのでこの日はたまたまやったのか?
歩くのも大変なくらいだったので満喫とまではいきませんでしたが、良いところでした。あと、実際に行って思ったのは、ここは明るいうちに行くほうが石灰岩の白さが際立ちそう。
暴風にさらされカサカサになった唇をペロッと舐めると塩の味がした思い出を胸に、白崎海洋公園を後にするのでありました。
和歌山旅の締めくくり
白崎を後にし、この日は海南で一泊。
翌日は和歌山マリーナシティを散策して黒潮市場で海鮮丼を食べて京都へ帰還しました。
今回もなかなか良い景観を眺めることができたので、満足なバイク旅でした。
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