つみたてNISAやiDeCoにもお勧めのSBI証券ですが、口座開設をしようにも初見では手が止まってしまう箇所があるかと思います。
せっかく資産形成のために投資を始めようと思っても、そこで面倒になってやらずじまい…となってはもったいない。
ここでは画像付きで口座開設のやり方、聞きなれない用語の解説をしていくので、参考にしてください。
口座開設の手順
まずはSBI証券のサイトに進み、「口座開設にすすむ」をクリックします。
次にメールアドレスを入力し、届いた認証コードを入力して進んでください。
個人情報の入力
続いて個人情報の入力をしていきますが、氏名などは問題なく記入できますよね。
途中から聞きなれない単語が出てくる箇所があると思いますので、その部分の補足をしていきます。
口座種別の選択
口座種別の選択では、基本的におすすめとなっている「SBI証券に任せる」でかまいません。
それぞれについて、簡単に補足しておきます。
主な違いは、税金を自分で確定申告によって納めるか、自動で計算してもらうかです。
SBI証券に任せる「源泉徴収あり」では、売買の度にすべて証券会社が計算してくれます。
なので、自分で確定申告をする必要はなし。利益が出れば源泉徴収されるし、損失が出れば払った税金が自動的に還付されます。
還付されるのは、SBI証券での取引によって支払った税金です。普段の仕事で稼いで支払った税金から還付されるわけではないですよ。
「源泉徴収なし」では、売買の度に税金の支払いも還付もなく、証券会社から送られてくる「年間取引報告書」を基に、自分で確定申告をする必要があります。
給与所得者なら年間20万円以下であれば所得税を納める必要はありません。(住民税の申告は必要)
年間の利益が少ないと分かっていれば、源泉徴収なしのほうがお得になりますね。
株式を配当金目的で保有する場合は計算がしやすいので、20万円を超えるまでは源泉徴収なしを選んでおくのもアリかもしれません。
そういった考えがない方や、つみたてNISAしかやらない予定なら「源泉徴収あり」を選んでおけばいいでしょう。
なお、当年に一度も取引をしていなければ、源泉徴収のあり・なしは変更可能です。
最後に、「自分で計算・申告する」の「一般口座」ですが、メリットがないので選ぶ必要はないです。
NISA・つみたてNISA
特定口座の次に、つみたてNISAなどの口座開設をするかを選択します。
NISA・つみたてNISAとは利益に対する税金が非課税になる制度で、その口座を申し込むかどうかの項目。こちらは特定口座とは別の口座になります。
2024年からは新NISAとして内容が改正されるため、この項目は今年いっぱいまでになると思います。
とはいえ、今から始めるにこしたことはないので、気にせず進めていけばいいですね。
iDeCoの資料請求
iDeCoとは、利益に対する税金が非課税になる「自分年金作りの制度」です。
iDeCoもメリットはありますが、人によってはデメリットもあるため、制度について調べてから始めてたほうがいいです。
今すぐ開設することもないので、口座開設の時点では資料請求はしなくてもいいでしょう。もちろん、理解したうえで申し込むならオッケーです。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行を開設することでいくつかのメリットはあります。
ただ、必ずしも必要ではないので、口座を増やしたくない場合は開設する必要はありません。
メリットとしてはSBI証券・住信SBIネット銀行間で資金移動がスムーズにできたり、ドル円の為替手数料が他社より安いなど。
また、スマホアプリを入れて登録をするだけで、ATMの手数料が月5回まで無料になります。これだけでも便利なので、メイン口座にするつもりで開設してもいいかなとも思いますね。
最後にTポイントが貯まるサービスを利用するかどうかを選択し、記入箇所が埋まれば次へのステップに進みましょう。
規約の確認
続いて規約の確認ですが、「各種規約等を確認する」をクリックしないと下のボックスにチェックできないので、面倒ですが規約を確認しましょう。
僕はもちろん…流し読みです。
次に進むと入力内容の確認画面に移るので、間違いがないか確認して進みます。
口座開設方法の選択・申込の完了
続いて、口座開設をネットで行うか郵送で行うかを選択します。
郵送よりもネットで行うほうが手間は少ないです。ネットで本人確認書類を提出する必要があるので、それができる方はネットを選ぶといいですね。
次に進むと口座開設申込の完了画面に移り、「ネットで開設する」を選んだ場合は本人確認書類の提出を行います。
完了画面では口座番号等の情報があるので、メモしておきましょう。
「次へ」からユーザーネームとログインパスワードを入力し、本人確認書類の提出画面に移ります。
本人確認
本人確認書類は以下のうち、いずれかを用意してください。
- 運転免許証
- 住民基本台帳(写真付き)のコピー
- 住民票の写し
住民票の記載事項証明書 - 各種年金手帳
- 各種健康保険証
- 印鑑証明書
- 在留カード
特別永住者証明書 - マイナンバーカード
- 運転経歴証明書
- パスポート
現在は口座開設にマイナンバーの提出が義務付けられています。
もしマイナンバーカードを持っていないのであれば違う書類を提出し、後日マイナンバーカードを作成して提出すればオッケーです。
本人確認書類の提出をクリックすると、個人情報の確認画面に移ります。
間違いがなければ次へ進みます。
提出書類・提出方法の選択
続いて、提出方法の選択。
提出方法・口座開設完了通知受取方法・本人確認方法といずれも左側を選択して進めていくとスムーズです。
選択した後に次へをクリックし、指示に従って本人確認書類を提出してください。
僕は既に口座開設が済んでいるため、これ以上の項目に進むことができず画像を用意することができませんでした。(スマンな)
まとめ
これで口座開設の申込は終了。
読んでいると長く感じますが、実際に手続きするとあっという間に終わると思います。
ネットで開設すれば数日後には取引ができると思いますが、その前に初期設定をしておきましょう。
2024年からは新NISAが始まるので、今のうちに内容を把握しておきたいですね。
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