鍾乳洞って、なんだか惹かれませんか？
僕はこう見えて（どう見えて）鍾乳洞が好きです。
なんというか、自然の神秘ですよね（語彙力）。
そんな鍾乳洞好きの僕が、ずっと気になっていた滋賀県多賀町の「河内の風穴（かわちのかざあな）」に行ってきました。
実際に行ってみた感想とアクセス、現地の様子を、バイク旅の目線でご紹介します。
河内の風穴とは？どんな場所？
- 所在地：滋賀県犬上郡多賀町河内（彦根よりやや東）
- 推定生成時期：約55万年前
- 規模：全国でも3番目の広さ（※探索できるのは一部）
鍾乳洞ファンとしては見逃せないスポットですが、意外と知名度は低め。
穴場感とアクセスの手軽さが魅力です。
アクセスと駐車場情報
僕は110ccのバイクで訪問。
最寄駅のJR彦根駅から約20分程度の距離で、道もわかりやすく、途中の山道も走行可能です。
ただし、一部道幅が狭くなる箇所があるので、対向車には注意。ほとんど来ませんでしたけどね。
駐車場について
- 車：400円
- バイク：200円（※90分まで）
- 予約不要・現地払い
バイクは空いているスペースに停めるスタイルです。
近くには小さな休憩所があり、そばだんごやかぼちゃのかき氷など、気になる軽食も。
今回はスルーしましたが、次回はチャレンジしたい。
洞窟へ向かう道中の川のせせらぎが、すでに涼しさを感じさせてくれます。
この辺りは京都の貴船と雰囲気が似てますね。
貴船はシーズンになると車が多くて風情もへったくれもないですが、こちらはガラガラなので気持ちいい。
洞窟入口までの道のりと…突然の急階段！
駐車場から洞窟の入口までは徒歩5〜10分ほど。
そこまでの景観もなかなか涼が感じられて良いでござる。
普段の生活とは全く違う環境、この非日常感が楽しいんですよね。
あ、楽しいでござる。
爽やかな川のせせらぎを楽しみながら歩いていくと…
目の前に現れたのは「え？ここ上るの？」と思うほど傾斜のきつい階段！
写真では伝わりづらいけど、運動不足のおじさんにはマジで堪える。
ぜぇぜぇと息を切らしながら必死に階段を上るおばちゃんとともに息を切らすこと数分…
（足がパンパンになりながらも）
ついに洞窟の入口へ到着！（おばちゃん、お疲れ）
鍾乳洞はどこもそうですが、入口の直前から一気に空気が変わるのが面白い。
今立っている場所の前は冷気が来てめちゃくちゃ涼しく、後ろは暑いんですよ。
入口付近から反対側を撮ったもの。
こっち側に一歩踏み出すと暑く、洞窟へ向かうと超涼しい。
なんとも不思議な感覚を味わえるのも鍾乳洞の醍醐味でござる。
ということで、いよいよ洞窟の中へ突入します。でござる。
55万年の歴史が作る異世界
鍾乳洞の入口は狭くなっていることが多いですが、河内の風穴も例に漏れず…
せまッ！！
気を付けないと余裕で頭を岩にぶつけます。
もちろん、僕はぶつけました（痛かった）。
足元にも気をつけゆっくり進むと、徐々に洞窟内が視界に入ってきます。
このワクテカ感、たまらないでござる！
狭い入口を抜けるとそこは…
まさに異世界だった。
言うまでもなく、洞窟内は夏とは思えない涼しさです。
1年を通して温度は12度ほどで安定しているようで、鍾乳洞は夏は涼しく冬は暖かいというまさにワンダーランド。
階段を上った先は行き止まりで、河内の風穴で探索できるのはここまで。
二階へ続く階段がありますが、立ち入り禁止となっています。
正直、この先をめっちゃ見てみたい…
河内の風穴は探索できる範囲こそ狭いですが、洞窟自体はかなり広いようで、その規模は全国で3番目とも言われているそうです。
あの階段の先にこれだけ広大な空間があるなら、なおさら行ってみたいな～と感じずにはいられません。
僕が生きている間に、探索できるようにならへんかな～。
所要時間と周辺観光
正直、洞窟内の探索は10分程度で終わります。
メイン観光にするには少し物足りないかもしれませんが、近くの彦根城や多賀大社とあわせて巡るのがおすすめ。
ただし、入口までの山（階段）登りはガチで足に来るので、まだまだ若いと思ってるオッサンは要注意でござる。
まとめ：河内の風穴はこんな人におすすめ
- 暑い夏に涼しい場所を探している
- 鍾乳洞の神秘が好き
- バイクや車で自然の中に出かけたい
- 小規模な自然探検を楽しみたい
気軽に行けるロケーションと、独特のひんやり空間。
この「非日常」を味わえる場所として、一度訪れてみる価値は大いにありますよ！
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