明石から15分!フェリーで行く淡路島バイク旅|花・香り・絶景・グルメを満喫

道の駅あわじから見上げる迫力の明石海峡大橋 小型バイクで一人旅

125cc以下のバイクでは明石海峡大橋を渡ることができませんが、現在はフェリーを利用して淡路島へ渡ることができます。

そこで、思い立って淡路島へバイク旅に出かけることに。特に明確な目的地は決めず、気になったスポットを巡りながら淡路島を一周してみるという、ゆるめの計画です。

最初にネットで調べて気になったのは「あわじ花さじき」と「パルシェ香りの館」。これらを中心に、道中の気になる場所にも立ち寄ることにしました。

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明石からフェリーで淡路島へ

明石から出ている「淡路ジェノバライン」を利用すれば、バイクでも淡路島に渡れます。
乗り場は明石駅前の交差点を南下し、小さな橋の手前を右折した先にあります。

京都方面からだと2号線を西に向かって走り続け、明石駅前の交差点を左折。
左折後に直進するとすぐに小さな橋があり、その手前を右折すると乗り場へ着きます。

  • 明石駅近くの大通りと建物が並ぶ交差点

チケットは券売機で購入可能で、小型バイク込みで1,050円ほど。
乗客は少なく、乗り場も分かりづらいため初めてだと戸惑うかもしれません。

バイクは「淡路ジェノバライン」と書かれている建物内に止めておけるので、僕のようにどこに止めたらいいかわからず彷徨わないように。

フェリーへの積み込みは出発10分前とのこと。
それまでは周辺の「魚の棚商店街」で少し時間を潰すことにします。

時刻はこちらで要確認(明石→岩屋は右側の時刻表)。
フェリーが積めるのは黒字の便で、基本的に1時間に1本しかありません。

フェリーに乗り込み、約15分の船旅がスタート。

  • 港に入港する淡路ジェノバラインの高速船

明石海峡大橋の真下を通過するので、これが意外と見応えあって楽しい。
僕は大人なのではしゃぎませんが、心の中ではキャッキャウフフしてます。

15分ほどで到着しますが、意外と揺れるので乗り物酔いする人は要注意です。

四季の花が咲き誇る「あわじ花さじき」

最初の目的地は「あわじ花さじき」。標高約300mの丘陵地に広がる花畑で、季節ごとに異なる花が咲き誇る絶景スポット。

アクセスには少し注意が必要で、フェリーを降りてすぐの交差点には案内がありません。赤丸をつけた交差点を曲がり、28号線から157号線に入る箇所には案内板があるので、まずはそこを目指しましょう。

ところで、淡路島と言えばどのようなイメージをお持ちですか?
…そうだね、プロテイン海だね。

でも道中は完全に山でした。
まぁ平日ということもあり、道路は広めでも交通量は非常に少なく、気温も暖かくバイクで走るには絶好の条件。

しばらく走ると駐車場に到着。

バイクの駐車場は無料。
敷地は甲子園の約4倍と広大で、展望デッキからは明石海峡大橋や大阪湾を一望できます。

  • 『あわじ花さじき』施設の外観とアクセス道路

訪れた日は菜の花が満開。
香りも楽しめるうえ、牛が放牧されているのどかな風景にも癒されました。

花さじきは思った以上に広く、すべてを見て回るのはなかなかに大変。
下りた後は上るという自然の摂理には逆らえないため、頑張って駐車場まで戻りまーす。

あわじ花さじきの広大な丘と展望施設

( ゚Д゚)ヒィィ

公式サイトには開花情報なども掲載されているので、興味のある花の見頃に行ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、あわじ花さじきの見学はなんと…無料です!!
バイクは駐車場も無料やし、タダで楽しめるって最高じゃないか!

ハーブと香りに癒される「パルシェ香りの館」

次の目的地は「パルシェ香りの館」。
実は最初は洲本の「ドラゴンクエスト記念碑」に行く予定でしたが、フェリーの時間に間に合わず変更することに。

ここは淡路島が全国1位の線香生産地であることもあって、香りにまつわる展示や体験が楽しめる施設。

  • 香りの館パルシェの外観と案内看板

敷地内には温泉や宿泊施設もあり、バイク用駐車場も完備(無料)。
観光客が少なく、のんびり楽しめます。

いきなり香りの館に向かうのもいいですが、その前にここに来た目的の1つを遂行しましょう。
それがコレ!

  • 淡路牛バーガーのアップ(玉ねぎとルッコラ入り)

淡路島名物、淡路島バーガーでございます!

ここのバーガーは自家栽培のハーブを使用。
パティ・バンズ・トッピングにハーブが使用され、そこいらのハンバーガーよりも上品なお味です。

ソースの味付けはそんなに濃くないのに、お肉と野菜、バンズの旨みがしっかりしているので非常に美味しかった。

今や淡路島バーガーはそこらじゅうで食べられますが、ハーブを使用したものはここでしか食べられない(気がする)ので特別感がありますね。

単品700円、ドリンクセットで950円なら価値ある一品。
外のベンチでゆったりとハンバーガーを味わった後は、香りの館へ突撃です。

  • 淡路島の香りの施設「パルシェ」の入口看板

館内ではスパイスの展示があります。

普通に瓶のふたが開けられますが、勝手に触っていいのか?
と思いつつ、勝手に開けて匂いを嗅いでおきました。

他にもアロマオイル的なものもあり、全種類の小瓶を嗅いじゃった。
ここに(一時的に)全身からとても良い香りが漂う中年男の誕生です。

館の庭のほうへ行くと、「幸せの階段」や「香りの小道」などが出現。
香りの小道には様々な種類のハーブが…

まだ咲き乱れてなかった。

顔を近づけるとほのかに香りは感じられましたが、さすがにまだ時期じゃないってことですよね?

個人的に気になったスパイスフレグランスのカレープラント。
近くで嗅ぐと、ホンマにカレーの匂いがしました。

温泉やお土産施設、グルメもあっておすすめ

  • パルシェ香りの館の「かおりショップ」店舗外観

施設の入口付近にあるショップには、線香やアロマなどがたくさん置いてあります。
以前から部屋を線香の香りにしたいなぁと考えていたので、何か買って帰ろうと思うも数が多すぎて選びきれず…

よく考えれば、線香に限らずそういうものって意外とどこでも手に入るんですよね。
そう思い始めると、旅先でのお土産選びもなんだかテンションが下がってしまう…

どうせ買うならそこでしか買えない(食べられない)ものがいいですよね。
それこそ旅の醍醐味とも思うし、家にいながら何でも買えるのは便利やと思う反面、希少価値を感じるものが少なくなったなぁと感じる今日この頃。

他に気になったのは「ボケを防止する枕」ですが、科学はそこまで進化したか…(?)


すでに自宅~明石~淡路島と8時間ほどバイクで走っているので、まぁまぁお疲れの僕。
ちょうど温泉があったので、そこで疲れを癒してから香りの館を後にします。

香りの館は宿泊もできるし、なんといってもハーブハンバーガーは穴場グルメと呼ぶにふさわしい逸品だと思うので、淡路島へ行くときはコースに組み入れてみてはいかがでしょうか。

なお、香りの館の入館料はなんと…無料です!
ワイ、お金をかけずに楽しむ天才かよ!

あ、温泉はお金いるよ。

クラフトサーカスで絶景と悲劇(?)

淡路島の西側を南北に走る31号線は、サンセットラインと呼ばれる絶景が一望できるポイント。

ただ、僕が通ったときはまだ夕陽が落ちる時間じゃなかったので、普通の海岸沿いをドライブする感じになりましたね。

  • 陽が差し込む穏やかな淡路島の海

途中、クラフトサーカス海王市場という仰々しい名前の施設にも立ち寄る。
ここはレストランやお土産、ドッグカフェなどが揃った複合施設。

海鮮がうまそうだ~と思うも、メニューは複数名からという悲しみ。
なぜ世間は独り身の僕にこうも絶望感を与えたいのか…

仕方なくお土産コーナーを物色していると、「無添加」と書かれた鶏肉のおやつ?的な商品を発見。
意外と健康的な食事に興味がある僕は、思わず立ち止まっちゃいましたね。

乾燥させた胸肉とささみの二種類があり、試食用が置いてあったのでそれぞれ一口いただく。
…正直、ほとんど味がなくてお世辞にも美味しいとは思わなかったです。

あまりにも淡泊な味やなって思いましたが、そらそうよ。
よくよく周辺を見ると「犬のおやつ」って書いてあるやんけッ!!

この施設にはドッグテラスという犬を連れて入れるカフェもあるので、そういうコーナーが用意されていたんですね。そうとは知らず、犬のおやつを試食する人間とは…僕のことだ。

犬のおやつと気付いた後、後ろにいた女性たちから何か視線を感じたのは言うまでもない。
紛らわしいからもっとデカデカと書いといてください!!

その後、道の駅あわじで明石海峡大橋を撮影し、夕食を食べに行きました。

夕食は「友明丸」の海鮮定食

夕食は友明丸というところで海鮮丼を…
と思ったけど、たこめしも捨てがたいとなって「鯛造りたこめし定食」を選択。
※現在はメニューが変わってそうです

  • 友明丸の提供される新鮮な海鮮のメニュー表

ちょっと贅沢に、6品+単品で天ぷら盛り合わせを注文。
天ぷらは玉ねぎ・鯛2切れ・鰯・タコ・大葉と十分なボリュームです。

ところで、「鯛造り定食」だったので「鯛めし」ではなく「たこめし」にしたわけですが…

このお造り、鯛じゃなくね?笑
食べた感じ、まぐろ(ヨコワ?)とブリっぽい気がしたけど、美味しかったから良しとしよう。

たこめしはフェリーの時間が迫っていたので、写真を撮るのも忘れ急いで食べました。
あ、美味しかったです(読書感想文)。

会計時に前の客が支払いにモタモタして焦りましたが、なんとか間に合いました。

  • 夜の海に浮かぶ神戸行きのフェリーとイルミネーション

さらば淡路島、さらば観覧車よ。
フェリーがめっちゃ揺れるので、写真もブレッブレです。

ただ明石海峡大橋の下を通るだけの動画。(爆音注意)

ということで、淡路島バイク旅は終了。

明石で一泊した後、以前から知り合いに勧められていた東大阪~奈良に通じる「暗峠(くらがりとうげ)」を通り、自宅(京都)へ帰宅するのでありました。

  • 住宅街へと続く坂道(暗峠周辺)

勾配やばすッ!
足場ガタガタッ!
二度と通りたくねぇ!!

まとめ:気ままな旅のすすめ

今回の淡路島旅は、計画を詰めすぎず気の向くままに動くことで、予想外の出会いや発見がたくさんありました。香りの館や花さじきは無料で楽しめるスポットとして特におすすめ。

小型バイクでも気軽に行ける淡路島。
次の週末、あなたもふらりと訪れてみませんか?

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